概要
加瀬あつし原作の漫画カメレオンの登場人物。
ニックネームはニーヤ。
矢沢より2個下で物語当初は中学生だった。
とにかく歯止めを利かせない性格で、登場当初は不意討ちでタバコの吸い殻置きでウエケンの頭をぶん殴る、ガラスの破片で相手をボコボコにする、敗北したケジメに刃物で頭皮を削って血塗れになりながらモヒカンといった具合にまさに人間凶器ともいうべき存在であった。
下手したら人前に出られなくなる様な醜態(詳細は後述)を晒しても屈しない不屈の精神だけは賞賛もの。
刃物付きの指輪を使用する。
ウエケンを叩きのめして始まった高校不良狩りで、矢沢を狙うが、別の不良集団の輪に誤って飛び込み袋叩きに遭い、後に読者が見慣れたモヒカン頭に剃り、列車で登校中の矢沢に再度挑戦する。
刃物付きの指輪で襲い掛かるが、転倒した矢沢に腕を巻き込まれて攻撃した腕をへし折られ、立ち上がろうとした矢沢の膝を顔面に受けて敗北した。
中学時代はカオルに次ぐ実力者とされていた(もっともケンカの腕前はもちろん、危なさ、人望、容姿全てに置いて大きく水をあけられていたが)。
カオル編ではほぼいいとこがなかった。
その後ライバル視していたカオルを改心させた矢沢に執着するようになり成南に入学した。
…が完全に噛ませ犬、を通り越してギャグキャラになってしまう
ex)他人のチョコを盗み食いしたら超強力な精力剤入りで、街中でも勃起が止まらない、酒に酔って観たテレビ番組の催眠術にかかり蜂屋(男)に惚れて襲い掛かる等。
とは言え、まともに相手に噛みつき喧嘩することもあるが、結城直人編の序盤で京也にかつての矢沢戦の再現で腕を折られ、顔面への膝蹴りで叩きのめされ、黄泉編の後、高校卒業を控えた矢沢の引退による誤報で生じた、OZの次期総長の座を賭けた戦いに参加し、手始めにウエケンとのタイマンを張るが、再度京也にウエケンごと叩きのめされた(頬が破れて奥歯が突き出るほどの被害を受けていた)。
矢沢とは絶対に友好的にならない、でも狂犬のような暴力性ゆえ、やられ役としては都合の良い立ち位置にいる。
同じように噛ませになったりギャグキャラになったウエケンや日向と違い矢沢とあまり仲がよくないため、黄泉編の様に矢沢やOZと協力することはなく、東大編以降では出番どころか卒業式にもその姿が見えず、後継作品のクロアゲハにも全く姿を見せなくなるなど非常に不憫なキャラとなってしまった。
一応同級生のダイスケたちとはそこまで仲が悪くないのが救いか。だからどうだという話だが。