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WR250Rの編集履歴2020/01/27 17:49:24 版
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概要

ヤマハが2007年に発売したオフロードバイク。

「オフロードのR1という開発コンセプトの通り、ライバルとは一線を画す非常に凝った作り込みがされていた。

エンジンやフレームは完全新設計で、特にアルミ製ツインスパーフレームは公道用オフロードバイクとしては初めての採用例となった。

エンジンも軽量化を高出力化を突き詰め、アルミをはじめマグネシウムチタンすら使用。

更にR1と同じボア・ストローク比を採用し、オフロードバイクらしからぬショートストローク・高回転型に仕上がっている。

結果、11.8:1という高圧縮比により、250ccクラスとしては異例のハイオク仕様となった。

シート高も、エンデューロ全盛期の車種(DT200WRなど)を思わせる895mmという数値。

定価は税込み70万円を超える高価なもので、登場時は何もかもが規格外であるとして話題をさらった。

また、スーパーモタード仕様のWR250Xも同時に発売。

オフロードバイクの足回りを変更しただけのモタードが多い中、こちらはエンジンECUのプログラミング(燃調)まで専用に起こす拘りようであった。

このような高価で乗りにくいバイクであるにも関わらずセールスは好調で、特にオフロードのヘビーユーザーから熱烈な支持を受けた。

当然ながら右に出るようなライバルは現れず、他の何にも似ていない孤高の存在であり続けた。

2017年に環境規制の強化により生産終了。

近年のバイクにしては珍しく、生産終了直後からプレミアが付き、個体によっては新車価格を上回るほどの高値安定である。

この事実からも、本車がいかに飛びぬけたバイクであったかが伺える。

関連項目

YAMAHA バイク YZF-R

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