概要
硬骨魚綱サケ目キュウリウオ科の海水魚。漢字表記は「柳葉魚」。名はアイヌ語のススハム(柳の葉)の語に由来する。
全長約15センチメートル程度で、体形は細長く、色は淡い銀白色。
北海道南東部の太平洋沿岸に分布、産卵期に大群で川を遡上する。
用途
食用魚のひとつで、主に干物に加工される。焼いた干しシシャモは居酒屋の定番メニューのひとつ。卵を抱いた雌が特に美味しい。
代用品
1970年代から漁獲量が減少。以前は3000トンを越えることもあったが、現在は1000トン前後で推移している。
このため本物のシシャモは大変高価になってしまった。
居酒屋やスーパーなどでシシャモとして売られているのは、海外から輸入されるCapelin(キャペリン)という魚。同じキュウリウオ科だがシシャモと近縁とは言えない。味も異なるとされる。