多部空満

たべそらみつ

『僕のヒーローアカデミア』の登場人物。死穢八斎會に所属する敵(ヴィラン)の一人。

プロフィール

眼前のモノ全てを噛み砕き消化する

満たされる事のない驚愕の食欲

―――僕のヒーローアカデミア公式キャラクターブック2 Ultra Analysisより

指定敵団体「死穢八斎會」の鉄砲玉・八斎衆の一人。

目元に穴をあけた袋で顔を覆い、ひもで首元に縛った案山子のような風貌の男。

生まれ持った個性により幼少期から周囲に適応できずに道を踏み外す。社会に適応出来なくなり捨てられていたところをオーバーホールに拾われた。

ひたすらに「食う！」と連呼しながら突撃していくなど知能は低いようだが、敵味方の区別はつき、窃野、宝生のことは「友達」だと思っており、二人からも「仲間」だと思われている。

死穢八斎會が捜索された時には、プロヒーロー・警察の妨害し時間稼ぎするため窃野、宝生と共に広間で待ち伏せ、天喰と戦闘になる。

三人のチームワークはプロヒーローが相手でも圧倒するほどの強さを見せる。相手が喰えるものならなんでも喰い潰す驚異的な個性だが、「友達」だけは食べられず（むしろ「食べる」ことを拒否した）、そこを突かれ、最後は天喰によって窃野、宝生と共に敗北し、警察に逮捕された。

個性は『食』。

強靭な顎と胃袋で咀嚼し即消化する為、本人は常に空腹状態にある。

単行本16巻で明かされた素顔は個性の影響なのか大きい口に歯がびっしり見え、癖毛でギョロ目だと判明した。