ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

獅子猿の編集履歴

2020-03-14 23:29:21 バージョン

獅子猿

ししざる

獅子猿とは、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』に登場するボスエネミーのこと。 あるいは、大阪出身のイラストレーター「獅子猿」のこと。 本項では前者について記述する。

概要

エリア「落ち谷」の最奥にある水場にて、背中を向けて座り込んでいる白い大猿。狼の3倍はあろう巨躯と、首に刺さった太刀、その傷口から流れ出した血液でラインを描くように真っ赤に染まった体毛が印象的である。性別は雄。


落ち谷の最奥に咲いている花「馨し水蓮」を独り守っており、その周囲を自身の縄張りとしている。外敵を見かけるや否や襲い掛かってくるなど性格も獰猛で、かち合ってしまえば戦闘は避けられない。この「馨し水蓮」は竜胤の御子が不死断ちを為すために求めているものであり、この花を巡って狼と獅子猿は戦うことになる。


余談だが雌もおり、そちらは体毛が茶色になっている。


ボスとしての獅子猿

狮子猿


それまでのボスエネミーとは一線を課す機敏かつアグレッシブな動きと、巨体から繰り出される重い一撃が特徴。エリア全体をあちこち駆け回っては不意に近づき手痛い一撃をかまし、こちらの反撃は素早いステップでひらりとかわすという難敵。


刀や槍といった武器ではなく身体全体を使って攻撃してくるため、武器を振りかぶる、あるいは構えるといった分かりやすい予備動作がなく、攻撃の弾きにはかなり難儀する。また背中を向けて隙だらけの姿勢を取ったかと思えば強烈な屁で反撃、仰向けに倒れてダウンしたように見せかけて両手両足をジタバタ振り回し暴れる、お尻から茶色い物体を取り出して高速で投げつけるなど、予測不能かつ回避困難な攻撃をいくつも繰り出してくるため、何も考えずに突っ込むとあっという間に瓢箪が空になり、すぐさま鬼仏送りにされてしまうだろう。


しかし弱点もある。獣であるため爆竹に弱く、体毛がびっしり生えている故に燃え易いのか油+火吹き筒のコンボで簡単に炎上させられ大きく怯ませることができる。そして何より体力ゲージが一本しかないため、何度かリトライして獅子猿が隙を見せるポイントを覚え、瓢箪や丸薬、各種飴を最大限活用すればダメージレースに勝つ要領で突破できるだろう。


忍殺を決めると、首に刺さった太刀を引き抜くように斬首しトドメを刺すという、痛々しくもスタイリッシュな演出が入る。首が落ちた獅子猿の身体は倒れこみ、画面には大きく忍殺の文字が表示される。プレイヤーは勝利を確信し、大きな達成感で胸を一杯にするのだった。


獅子猿は葦名弦一郎より後に戦うことになるボスであり、初見殺しのパターンが多いとは言え、SEKIRO最大の壁として名高い弦ちゃん相手に鍛えられたプレイヤーが数回~十数回のリトライ程度で挫ける訳がないので、大抵の場合難なく突破されてしまう運命にある。


関連項目

SEKIRO






























しかし次の瞬間、死んだはずの獅子猿がむくりと起き上がる











首無し獅子猿

獅子猿


そう、獅子猿には第二形態があったのだ。


それも勝利演出をがっつり画面に映した後というタイミングで切り替わる。ゲームシステムすらも騙すという想定外の方法で、多くのプレイヤーの度肝を抜いた。


実は獅子猿は、仙峯寺で研究されていた死なずの術―――蟲が寄生した「蟲憑き」であったのだ。それ故首を落とされた程度では死なず(死ねず)、地面に落とされた首と太刀を手に取り、狼に再び襲い掛かってくる。


第二形態では太刀による斬撃が主体となる。第一形態の時に見せた機敏な動きは鳴りを潜め、不規則かつ不気味な動きで、ゆらゆらと揺れながら近づいてくる。このゆったりとした動きが非常に曲者で、第一形態との戦いで身体に染み付いてしまったリズムを崩すかのように斬りかかってくるため、第一形態に慣れてしまっているほど対処が難しくなる。また既に獣ではなくなっているためか、前の形態で有効だった爆竹が効かず、火吹き筒で炎上させても怯まなくなっている。


しかしそれ以上に恐ろしいのが不意に繰り出す咆哮である。食らうと凄まじい勢いで怖気の蓄積値が溜まっていく。怖気は最大まで蓄積すると即死する恐ろしい状態異常で、絶対にもらってはいけない攻撃であるが、この咆哮の範囲が非常に広く(予備動作を見てから、獅子猿の後ろに向かって全力で走ればギリギリ回避が間に合うレベル)、少しでも反応が遅れると怖気にかかって鬼仏送りにされてしまう。ただの一発でそれまでの苦労を全て水泡に帰す恐ろしい技であり、数多のプレイヤーがこの咆哮の前に心を折られた。


稀に繰り出す叩き付けの弾きに成功すると、その場に倒れ込んで少しの間動かなくなり攻撃するチャンスとなる。戦闘では積極的に弾きを狙っていきたい。また倒れたときに槍の突き→引き込みのコンボを食らわせると、体内の蟲が引きずり出されて固定ダメージを与えられる。


体力を削り、もう一度忍殺を決めれば真の勝利となる。二度目の勝利演出が流れ、獅子猿の身体は霧散して消えていく。


身中蟲の宿るは、死なずの印といわれるが、

永く死なぬは、猿とて寂しかろう


獅子猿の残した咆哮は、

あるいは、何かを乞うものだったか・・・






























む・・・ ぐ・・・


「・・・何にやられた」


大・・・猿・・・

首が・・・ 首が・・・

うっ・・・











首無し獅子猿(二戦目)

センシティブな作品


なんと獅子猿には二戦目があった。


もっとも戦闘エリアの入口から首無し獅子猿の死体がはっきりと見えるので、一戦目のようなインパクトはない。葦名の底、毒沼を越えた先のだだっ広いエリアで戦うことになる。


行動パターンに変化はないものの、体力ゲージが二本に増えているので前回よりも長期戦になる。また残り一本になると雌猿を呼び出し加勢させるという行動を取る。後半から二対一になるので、何らかの対策を講じないと苦戦必至。


「鳳凰の紫紺傘」があると一戦目ではどうにもならなかった咆哮による怖気を防げるので、攻略に困っているようであれば仏師殿に作ってもらおう。


戦いを制し、体内にいる蟲にトドメを刺すと不死斬りの勝利演出が流れ、今度こそ正真正銘の勝利となる。


【SEKIRO】不死斬り~IMMORTALITY SEVERED


かつて獅子猿は、

つがいで古ねぐらに暮らしていた

だが己のみに蟲が憑き、片割れは先に死んだ


いまは、手向けの花も朽ちてもう無い

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました