レイ・ミステリオ

れいみすてりお

レイ・ミステリオ(Rey Mysterio)とはWWEで活躍するマスクマンであり、小さな大巨人である。

Call to 619!!

人物

1974年12月11日カルフォルニア州サンディエゴ出身のメキシコ系アメリカ人。本名オスカー・グティエレス・ルビオ。

2m越えがぞろぞろ揃うアメリカンプロレスにおいて、極めて稀とも言える170cm未満の世界ヘビー級王座戴冠者。詳しいプロフィールは162cm78kg。

正しくはレイ・ミステリオ・ジュニア。

彼は2代目で初代は叔父のレイ・ミステリオ・シニア。

1989年メキシコ・ティフアナにてデビュー。1992年メキシコの超名門団体AAAに移籍。ここでの修行で現在第一線で活躍出来るほどのルチャ・リブレを身に付けた。

1996年当時WWEを越えるほどの人気を誇ったWCWマットに参戦。

名手ディーン・マレンコや故エディ・ゲレロらと共にクルーザー級戦線を盛り上げる一方で、ケビン・ナッシュらの(身長的な意味で)大物レスラーを薙ぎ倒す活躍を見せ、｢巨人殺し(ジャイアント・キラー)｣のニックネームを授かる。

1999年に試合に負けた事でマスクを剥ぎ取られ、以降WWEへ移籍するまで素顔でマットにあがっていた。

ちなみにその時公開された素顔は、少年のようなあどけなさを残していた。

2001年にWCWが消滅し、WWEに買収された翌年にビンスとレイ本人双方たっての希望により、再びマスクマンとしてWWEマットに登場(普通マスクマンがマスクを失うと、その場で引退かそのまま素顔でマットにあがる)。

当初は伸び盛りの中堅どころとタッグを組んでファイトしていたが、翌年より一番得意とするクルーザー(ジュニアヘビー)級王座に挑戦。

TAJIRIらと共にWWE内でのクルーザー戦線の人気に火をつける。

2007年4月、WWE世界ヘビー級王座戴冠。歴代最軽量のヘビー級王者となる。

また同団体において、初となるマスクマンの世界王者。

　レイ・ミステリオを代表する技。

　セカンドロープに相手の上半身をもたれさせた状態で、助走をつけてロープに駆け寄りトップロープとセカンドを掴んでジャンプし両足をロープの間をくぐり抜ける様に回転させて相手の顔面を両足で蹴りつける技。

　技名の｢619｣とはレイ・ミステリオの出身地サンディエゴの市外局番。コスチュームの大腿部にこの数字がプリントされたモノを用いることがある。

　また、日本での遠征興行で神戸を訪れた際、｢078｣とプリントされたモノを用意して神戸のファンを大いに沸かせている。

　スプリングボード式のウラカン・ラナ・インベルティダ。619の後相手がふらふらと立ち上がったところを狙うことが主であるが、近年は使用頻度が低い。