SASUKEの真髄が、ここにある。
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SASUKEは2000年代のSASUKEトライアルなど過去に予選会を行ってきたが、この記事では2022年以降の予選会について解説する。
概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
SASUKEトライアウトとは、TBSのスポーツバラエティ番組「SASUKE」に出場する選手を決める予選会のことである。
事前の書類選考を通過した500人の精鋭たちが本選出場権をかけて鎬を削る予選会で、二度の完全制覇者 漆原裕治も「完全制覇より難しい」と語る程過酷な戦いが繰り広げられる。
各選手は赤、橙、青、緑、紫に分けられたゼッケンをまとって5つの種目で出場権を争い、最後まで勝ち残った人が出場権を得られる。
TVerやSASUKE公式Youtubeチャンネルからその様子を視聴可能。
種目![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
第1ステージ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- エンドレス腕立て伏せ
第1ステージの恒例となっている種目。
各ゼッケン1組10人で行う種目で、一定の太鼓のリズムに合わせて腕立て伏せを繰り返し行う。各組上位2名が第2ステージに進出でき、この種目で500人から100人に絞られる。
腕が上がらない、または太鼓のリズムに遅れるとリタイアとなる。
さらに、各選手は腕立て伏せを決められたフォームで行う必要があり、フォームを乱した場合はスタッフから警告される。その後にまたフォームを乱すとリタイアとなるので注意。
体力や忍耐力だけでなく運も非常に重要で、100回程度で突破できることもあれば、400回以上やらないと突破できないことも。
2024トライアウト時点での最高記録は446回。これを超える選手は現れるのだろうか。
第2ステージ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 地獄の持久走
2022予選会で第2ステージに採用された種目。
第1ステージを勝ち抜いた各ゼッケン20人が500m×2を3周行う。1周終わるごとに15人→10人→8人と減っていき、最終的に40名が第3ステージに進出できる。
1周終わるごとに、60秒のインターバルが設けられるが、最初の走者がゴールしてからカウントされるため下位になるほどどんどんインターバルが短くなっていく。
インターバルを最大限活用するために最初から上位を狙うか、最後になって一気に飛ばすか駆け引きが見どころの種目である。
- サバイバルシャトルラン
2023予選会から採用された種目。
勝ち残った各組20人が往復80mのシャトルランを行う。
最初にスタート地点に戻ってきた人が出ると1往復ごとに30秒のインターバルが設けられる。
最下位だった人が1人ずつ脱落していき、各組8名が第3ステージに進出できる。
同着と判断された場合脱落者なしでやり直しとなる。
同着が続くといつまでも終わらないので持久走より過酷かもしれない。
フライングは一発で失格になるので要注意。
2024トライアウトは飛ぶ動作が追加されたサバイバルシャトルランPLUSという名称となり、各組10人が第3ステージに進出できるようになったが、折り返しで60cmのポールを飛び越える必要があり、ポールを落とすとリタイアとなる。
第3ステージ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- タイヤ押し
2022予選会で採用された種目。
50kgのタイヤを押す1VS1の対決。
30mの坂道に沿ってタイヤをより速く押し切った方の勝利となる。
組み合わせはくじで決定し運も実力に入る種目となっている。
- マイクロバス引き
2023予選会で採用された種目。
1VS1対決は同じだが今回はなんと5tもあるバスを20mを引かなければならない。
実際勝負が始まると全くバスを動かせない選手もいる中、しっかり動かし第4ステージの切符を勝ち取った選手もおり、最初からパワーの差が明瞭に現れることも多かった。
この種目には救済措置として、敗北した選手のタイム上位2名も第4ステージに進出可能だった。
- エンドレスハング
2024トライアウトで採用された種目。
ランダムに選ばれた1組7~8人が同時にぶら下がり、どれだけ長くぶら下がれるかを競う。
開始30秒後から10秒ごとに、選手の膝をめがけてロープが移動し、これを避けなければならない。
足が地面に着くと即失格となり、最後までぶら下がっていた2人が第4ステージに進出できる。
組み合わせ次第では、親子対決となることも...
これまで第3ステージではパワー系の種目だったためパワー系の種目が出ると考えていた選手を驚かせた。
第4ステージ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- ビーチフラッグス
2022、2023予選会で採用された種目。
1VS1で30m先のフラッグを先に取った方が勝ちとなる。
これに勝てるとついに最終ステージに進出可能。
誰と対戦するかはくじ引きで決定する。
飛び込みをするかしないかで試合の運命が大きく左右されることもある油断できない種目となっている。
- タイヤ手繰り寄せ対決
2024トライアウトで採用された種目。
坂道を駆け上ってからタイヤを綱を使って引いていく。
制限時間は2分で、先にゴールまで手繰り寄せた方の勝利となる。
これも誰と対戦するかはくじ引きで決定する。
負けてしまった人もタイム上位1名が進出可能だった。
ラストステージ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
最後はSASUKE本戦の1stステージのエリアの一部を使ったタイムレースであり、タイム上位3名が本戦に出場できる。
挑戦するエリアは2023予選会までクワッドステップス、ローリングヒル、フィッシュボーン、そり立つ壁の4つだったが、2024トライアウトからはドラゴングライダーを想定したジャンプグリップの5つになった。
ジャンプグリップはトランポリンでポールをつかみ、対岸へ飛び移ればクリアとなる。
確実にクリアを狙うか、タイムを意識して早くクリアするか、何番目に挑戦するかなど駆け引きの要素が多くあり、本選出場の最後の関門にふさわしいステージとなっている。
敗者復活戦![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
エンドレスジャンプ
2024トライアウトにおいて急遽採用された種目。
サバイバルシャトルランPLUSで使用された60㎝のポールを使用して行われる。
各ゼッケン上位1名が復活可能。
選手は太鼓のリズムに合わせて両足でポールを飛び越える必要がある。
ポールは触れても大丈夫だが、ポールを落としたり、太鼓のリズムに遅れたり、片足でジャンプしたりするとリタイアとなる。
本戦出場者![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
ここからは、熾烈なトライアウトを勝ち抜いた出場者について記述する。
- 上村匠
2023予選会から初参加。SASUKE唯一の皆勤賞山本進悟の弟子。
2023予選会ではマイクロバス引きのタイムの上位2名に入りなんとかファイナリストになったが、ラストステージのタイム上位3名に入れずに本戦出場は叶わなかった。
続く2024トライアウトでも出場し、エンドレスハングでリタイア。
か、復活オーディションで敢闘賞に選ばれ本戦出場を果たした。
本戦ではスーパーマンの恰好で出場。実力を見せ1stステージをクリアしたが、2ndステージのローリングログがうまく回らずリタイアしてしまった。
- 荒川洋平
2024トライアウトで本戦出場を果たした子だくさんの父。
高校時代にバレーボールの県大会でベスト4になった。
トライアウトは第3ステージでリタイアしたが、復活オーディションで敢闘賞に選ばれた。
本戦では1stでリタイアし全カットとなった。
- 井本恭人
2024トライアウト3位通過で本戦出場を果たした体育教師。
エンドレスシャトルランPLUSでは「同着カモン!」と余裕の態度を見せ常連組を驚かせるほどの体力を持っている。
本戦で1stクリアを果たしたものの、2ndのリバースコンベアで失格となった。
注目選手![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
SASUKEトライアウトでは、本選と同じようにトライアウト常連と呼ばれるような選手が存在する。
この中には本戦出場が有力な選手もいる。
この項目にはまだSASUKE本戦出場していない人のみを記入してください。
本戦に1回でも出場している選手はSASUKEの記事に記入をお願いします。
- 波多野優真
医学療法士を目指す大学生。2022予選会から3年連続出場している選手である。走力に秀でており、2022予選会では持久走をぶっちぎりの1位で駆け抜けた。しかし、パワー系種目が苦手のようで、タイヤ押し、タイヤ手繰り寄せ対決でリタイアしている。
マイクロバス引きはなんとか勝てたもののその後のビーチフラッグスでリタイア。
- 波多野英二
波多野優真の父。2023予選会から2年連続参加。
初参加時はエンドレス腕立て伏せでリタイアだったが、2024トライアウトでは第3ステージまで生き残った。
- 岡本湧善
器械体操をやっている中学生。腕立て伏せはかなり得意で、2023予選会ではその年の最高記録である235回、2024トライアウトでは338回の記録を出し常連組を驚愕させた。
続くシャトルランも2年連続突破し走力もそれなりに強い。
バス引きでは波多野に敗北するもなんとかバスを最後まで引っ張った。
エンドレスハングでもリタイアを喫しており第3ステージの突破が課題となっている。
- 中居祐亮
渋谷区スポーツセンター副所長。見た目からよくコングさんに似ていると言われる。
2023予選会から出場し、岡本と共に腕立てを突破したがシャトルランでリタイア。
続く2024トライアウトも出場し、腕立てを241回で突破。
この年もシャトルランでリタイアしている。
- 和氣元気
2024トライアウトに出場。
エンドレスハングではSASUKE甲子園出場経験のある青山学院大学の馬渕を破り第4ステージまで進んだ。
第4ステージでは井本に惨敗ではあったが2022年のファンミーティングで長野誠からの推薦やトライアウトでは日置から言葉を送る場面があるなど常連組が注目している選手である。
別名・表記ゆれ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
SASUKE予選会 SASUKE最終予選会