SASUKEの真髄が、ここにある。
注意
過去にもSASUKEは予選会を行ってきたがここでは2022年以降のSASUKEトライアウト(SASUKE最終予選会)をメインに記載する。
概要
SASUKEトライアウトとは、TBSのスポーツバラエティ番組「SASUKE」に出場する選手を決める予選会のことである。
事前の書類選考を通過した500人の精鋭たちが本選出場権をかけて鎬を削る予選会で、二度の完全制覇者 漆原裕治も「完全制覇より難しい」と語る程過酷な戦いが繰り広げられる。
各選手は赤、橙、青、緑、紫に分けられたゼッケンをまとって5つの種目で出場権を争い、最後まで勝ち残った人が出場権を得られる。
TVerやSASUKE公式Youtubeチャンネルからその様子を視聴可能。
種目
第1ステージ
エンドレス腕立て伏せ
第1ステージの恒例となっている種目。
各ゼッケン1組10人で行う種目で、一定の太鼓のリズムに合わせて腕立て伏せを繰り返し行う。各組上位2名が第2ステージに進出でき、この種目で500人から100人に絞られる。
腕が上がらない、または太鼓のリズムに遅れるとリタイアとなる。
さらに、各選手は腕立て伏せを決められたフォームで行う必要があり、フォームを乱した場合はスタッフから警告される。その後にまたフォームを乱すとリタイアとなるので注意。
体力や忍耐力だけでなく運も非常に重要で、100回程度で突破できることもあれば、400回以上やらないと突破できないことも。
2024トライアウト時点での最高記録は446回。これを超える選手は現れるのだろうか。
第2ステージ
- 地獄の持久走
2022予選会で第2ステージに採用された種目。
第1ステージを勝ち抜いた各ゼッケン20人が500m×2を3周行う。1周終わるごとに15人→10人→8人と減っていき、最終的に40名が第3ステージに進出できる。
1周終わるごとに、60秒のインターバルが設けられるが、最初の走者がゴールしてからカウントされるため下位になるほどどんどんインターバルが短くなっていく。
インターバルを最大限活用するために最初から上位を狙うか、最後になって一気に飛ばすか駆け引きが見どころの種目である。
- サバイバルシャトルラン
2023予選会から採用された種目。
勝ち残った各組20人が往復80mのシャトルランを行う。
最初にスタート地点に戻ってきた人が出ると1往復ごとに30秒のインターバルが設けられる。
最下位だった人が1人ずつ脱落していき、各組8名が第3ステージに進出できる。
同着と判断された場合脱落者なしでやり直しとなる。
同着が続くといつまでも終わらないので持久走より過酷かもしれない。
フライングは一発で失格になるので要注意。
2024トライアウトは飛ぶ動作が追加されたサバイバルシャトルランPLUSという名称となり、各組10人が第3ステージに進出できるようになったが、折り返しで60mのポールを飛び越える必要がある。
ポールを落とすとリタイアとなる。
第3ステージ
- タイヤ押し
2022予選会で採用された種目。
50kgのタイヤを押す1VS1の対決。
30mの坂道に沿ってタイヤをより速く押し切った方の勝利となる。
組み合わせはくじで決定し運も実力に入る種目となっている。
- マイクロバス引き
2023予選会で採用された種目。
1VS1対決は同じだが今回はなんと5tもあるバスを20mを引かなければならない。
実際勝負が始まると全くバスを動かせない選手もいる中、しっかり動かし第4ステージの切符を勝ち取った選手もおり、最初からパワーの差が明瞭に現れることも多かった。
この種目には救済措置として、敗北した選手のタイム上位2名も第4ステージに進出可能だった。
- エンドレスハング
2024トライアウトで採用された種目。
ランダムに選ばれた1組7~8人が同時にぶら下がり、どれだけ長くぶら下がれるかを競う。
開始30秒後から10秒ごとに、選手の膝をめがけてロープが移動し、これを避けなければならない。
足が地面に着くと即失格となり、最後までぶら下がっていた2人が第4ステージに進出できる。
組み合わせ次第では、親子対決となることも...
これまで第3ステージではパワー系の種目だったためパワー系の種目が出ると考えていた選手を驚かせた。
別名・表記ゆれ
SASUKE予選会 SASUKE最終予選会