曖昧さ回避
- 主人公がピンチの状況などで次回へと続く演出手法。海外ドラマでよく用いられるが、日本のオタク用語ではレイニー止めがほぼ同義として使われる。
- レニー・ハーリン監督、シルヴェスター・スタローン主演の映画のタイトル。作品名には1の用法にも多少関わりがある。
- テレビ番組『SASUKE』に登場するエリア。本項で詳述。
概要
『SASUKE』の第4回大会に初登場。途中に50cmの空白が2か所ある全長5mの距離を、わずか3cmの突起に掴みながら進むエリアである。また、このエリアをクリアしても握力や体力を大きく消耗するため、その後のエリアでも気を抜けない。そして、3rdクリア者が大勢出たり、完全制覇者が出るとリニューアルされて強化されるエリアであり、全部で第7形態も存在する。3rdのステージのエリア屈指の難易度であり、SASUKEといえばこのエリアと聞かれた際の殆どの返答がそり立つ壁とこのエリアになる位のSASUKEの代名詞の1つとも言えるエリアのため、このSASUKEセットを作る挑戦者も多い。
第4回と早い段階で登場していながら、強化が繰り返されていることもあって40回以上続いている現在でも有力選手を振るい落とす脅威的なエリアとしての立ち位置を保ち続けており、第五期まではここが超強化されてクリフで100人全滅するクリフ無双が定番となっていた(第6期以降は森本裕介がクリフ成功率100%という逆クリフ無双をしている他、なんだかんだ他の選手もクリアしているためこのエリアで100人全滅したのは第33回のみになっている)。
特に1stでは無類の安定感を誇る日置将士や佐藤惇、梶原颯は毎回このクリフハンガーが鬼門となっており、日置に関しては「クリフハンガー撲滅委員会」なるものを作っている。
制作したスタッフ曰く、山田勝己のトレーニングを見て思いついたのこと。
各形態
直線型クリフハンガー
第4回に登場した初代クリフハンガー(すぐリニューアルされてしまったため、さりげなく1回しか使われたことが無い激レアエリア)。段差は無いが50cmの空白が2つずつある。今からするとかなり簡単ではあるが御披露目の時にはかなりの衝撃を与え、実際に山田勝己やケイン・コスギと言った有力選手をふるい落とした。
段差型クリフハンガー
第5回から第8回まで登場。2つ目の空白が上り段差になった。
クリフハンガー改
第9回から第17回まで登場。1つ目の空白が上り段差に、2つ目の段差が下り段差に変更された。
新クリフハンガー
第18回から第24回まで登場。この形態から突起の色が赤に変更された。
構造はクリフハンガー改に似ているが、2つ目の突起が右斜め上に伸びており、3つ目の突起へは横跳びで飛び移る。
初登場時に長野誠が2つ目の突起から3つ目の突起へ飛び移る際にエリアの上の部分を掴んで失格となったため、第19回からは上の部分が掴めないように形状が変更された。
アルティメットクリフハンガー
第25回から第27回まで登場。メインイラストがこの形態に該当する。
突起の長さがこれまでの倍になり、数も6つに増えた。
初登場した第25回では2つ目と3つ目の突起の段差がかなり大きく誰もクリアできなかった為か、第26回からは2つ目と3つ目の突起の間隔が狭くなるよう変更された。
クレイジークリフハンガー
第28回から第31回まで登場。RISING以降のインフレをバーティカルリミットと共に象徴する文字通りの狂ったクリフハンガー。一見クリフハンガー改に似た構造だが、3つ目の突起を掴んだ後に1.8m離れた反対側の突起に背面ジャンプで飛び移るという今までになかった動作が追加された。
第29回で後の4人目の完全制覇者となる森本裕介(サスケくん)が初めてクリアし、これ以降の形態においても一度も失敗することなく全てクリアしている。
余談だが、このクリフは制作段階では名前が決まっていなかったが美術担当にこのエリアの設計を見せた際に「あんた頭おかしいよ」と言われたことが理由で名前がクレイジークリフハンガーになったと総合プロデューサーの乾雅人が明かしている。
ウルトラクレイジークリフハンガー
第32回から第36回まで登場。1つ目の突起は直線状になったが、飛び移る回数が2回に増えた他、3つ目の突起が上下に90cmに動き難易度が上昇。更に第34回まではバーティカルリミットと直結していたが、誰一人超えられなかった為第35回からはブレイクゾーンが追加された。
クリフディメンション(旧:クリフハンガーディメンション)
第37回から登場しているが、第37回では悪天候の影響で突起が動いていない状態だったため、実質的な初登場は第38回。飛び移る回数はウルトラクレイジークリフハンガーと同じ2回だが、2つ目の突起が上下に90cm、3つ目の突起が前後に90cm動く。
株式会社ゴールドエッグス(番組の制作を一時期担当していた樋口潮がのちに立ち上げた会社)がTBSや総合演出の乾雅人に黙って商標登録をしたため、第40回からはクリフディメンションに改称された。同様に商標登録が申請され拒絶されたスパイダーウォークと違い、こちらは認可されてしまっている。
第41回ではタイミングがやたら不規則になっており、前回クリアしていた山本良幸や漆原裕治を落とすなど何気に以前よりも難しくなっている。