概要
SASUKEの第1回から初登場した、壁に手足を突っ張って進むエリア。
このエリアは派生エリアを含めばなんと第25回大会を除いて全て登場しているエリアである。
同じ名前であるが、第1~4回にあったものと第5~6回にあったものと第28~31回まであったものとでは形状が違う。
株式会社ゴールドエッグス(番組の制作を一時期担当していた樋口潮がのちに立ち上げた会社)がTBSや総合演出の乾雅人に黙って商標登録を申請したため、第40回からは「スパイダーラン」に改名されている。なお、申請は「スパイダーウォーク」が普遍的な名称であるとして拒絶されたようだが、第41回ではスパイダーランのままだった。
派生エリア
主に2nd STAGEで登場しているが、一部は1st STAGEで運用されている。
動く壁
第1回から初登場した、スパイダーウォークの途中にあるエリアで、スパイダーウォークと違い壁が動く。SASUKEが筋肉番付の1コーナーとして放送されていた初期は「全18エリア(今までの9エリアの2倍でありそれだけの大規模であることを意味する)」が強調されており、このエリアは最初から数合わせでしかなかったため、エリア数が増えていくと第4回以降はエリア扱いされなくなった。
スパイダークライム
同じ名前であるが第1~4回まで2ndにあったものと第6~17回まで、第28~31回までfinalにあったものとでは形状が違う。2ndにあったものは斜めに進むものであり、finalにあったものは上に進むものである(第6~17回までは15秒経過で壁が開く仕様であった)。
ボディプロップ
第5回から第17回まで登場していた3rdステージのエリア。壁に手足を突っ張って進むエリアであるが。こちらは左右ではなく腕側と脚側にわかれて突っ張らなくてはならない。腕側に2つ(第14回からは3つ)脚側には1つの空白がある。
スパイダーウォーク改
第7回に初登場。スパイダーウォークに下りが追加されたエリアである。山田勝己はこのエリアに第9回ではクリアしたものの大幅なタイムロス(通称:ガムテープ事件)、第12回では手袋を外し忘れ失格となっている(通称:手袋事件)。
第16回でも長澤秀則が手袋を外し忘れたまま挑もうとしたが、スタッフの声に気づいてちゃんと外した。
ジャンピングスパイダー
第18回から第24回と第26回から第27回まで登場していたエリア。後述のタイファイターと共に、数少ない1st STAGEで登場した派生型。
ジャンプハングのネットが二つの壁となり、スパイダーウォークの前にトランポリン要素がついたエリアで、ジャンプハングにあまり苦戦していなかった山田勝己や高橋賢次を苦しめさせた。逆にジャンプハングに苦戦した秋山和彦はこのエリアで落ちたことがない。
ちなみに、第19回の南誉士広と第26回の漆原裕治は壁の張り付きでバランスを崩したものの後ろに飛びコースアウトせずに対岸に戻るという驚異のリカバリーを見せた。
クロススライダー
第28回から第32回まで登場した2nd STAGEの最初のエリア。壁に両手を突っ張った状態で、レールを滑降する。なお脚は使えない。
スパイダードロップ
第30回で初登場。スパイダーウォークに1.8mの下りが追加され、さらにその下り部分に隙間が追加されたエリアである。
第41回では佐藤惇とレネ・キャスリーがこのエリアのアクリル板に一切手をつけることなく飛び移ってクリアした。なお佐藤は総合演出の乾雅人氏に「ドロップにつけずに飛び移っていいの?」と質問して乾氏は「やれるんだったらいいよ」と返した。
タイファイター→ウイングスライダー
第32回で初登場。ローリング丸太系の振り落としエリアでの採用。
手がアクリル板の上に乗ったり、途中で置き去りにされると失格となる。
クロススライダー同様に、壁に突っ張りながらレールを滑降する。こちらは脚が使えるが、代わりに段差が2ヶ所存在しており衝撃に耐えなければならない。
モチーフ・名前の由来はSTARWARSに出てくる帝国軍の宇宙戦闘機TIEファイター。
第35回から第37回までは、命名権の使用期間が切れたため「ウイングスライダー」に改名された。
それに伴い壁の形状も変更されているが、実質的に変更はないと言っていいレベル。
第38回からは新型コロナウイルス感染対策の関係上、布を掴んで滑降するシルクスライダーに変更されたが、2024年8月21日に放送されたSASUKEワールドカップ2024で復活。その際には黒い膜が張られていた。