ボクシンググローブ
ぼくしんぐぐろーぶ
ボクシングのときに使うグローブ(手袋)
概要
殴る側の拳の保護を主目的とする。(殴られる側の外傷も防げるが、殴られる事による衝撃はさほど減少しない。)
動物の革で作られるが、派手な色をしていることも多い。
親指部分だけ独立して、他の4本の指は1つの袋に収まる形式で、中にある綿やスポンジなどによって拳への衝撃を抑える。
手軽なものとしてはマジックテープで留めるタイプのものもあるが、プロ用は紐で固定するので、自力で紐をほどいてグローブを外すのは困難である。
重さのオンス数(1オンス=1/16ポンド=約28グラム)によって区分され、軽いほど素手に近い。
かつてのプロの公式戦は6オンスのグローブで行われていたが、現在は体重の軽い階級は8オンス、重い階級は10オンスで行われる。
色は赤・青・黒・黄・白・緑があるが、近年は両陣営とも同じ色でなく対の色(赤と青、黒と黄または白など)で試合することが多い。
アマチュアの試合用は赤か青のグローブに有効打がわかりやすいように指の辺りを白に変えている。
pixivでは、ボクシンググローブそのものを描くというよりも、ボクシングをしている、しようとしていることを表現するための(野球のバットのような)わかりやすい道具として描かれることが多い。