概要
週刊少年ジャンプに2006年23号から2008年25号まで連載された、魔法学園コメディ・ファンタジー漫画。
作者は叶恭弘。
週刊少年ジャンプ2005年3・4号の読み切りMP0(エムピーゼロ)が元となっている。
なお、ピクシブでの検索タグはエムゼロ、M0といったワードなども使われており、エムゼロの比率が多め。
お調子者でいざ喧嘩沙汰になると少々面倒だが、基本的には熱血漢な主人公・九澄大賀は、とある高校の入学面接の際に珍奇なことをいってしまったために、ヒロイン・柊愛花に(悪意なく)笑われてしまい動揺。その出来事が忘れられず、再び高校を訪れた九澄は教師から脱走生徒と勘違いされ、高校に連れ込まれる。しかし、そこは魔法の資質の有無が問われる特殊な高校であったため、なし崩しに秘密を知ってしまった九澄はその高校に通いつつ、魔法使いのフリをすることになる。
その間、和解して少しずつ関係を深めるようになる愛花や、色欲に正直だが努力家で憎めない伊勢カオルといった面々とともにドタバタな高校生活を送ることになるのだが・・・。
時には魔法に対して自慢の体術とハッタリで乗り切り、またある時には妙に柔軟な頭と侮れない精神力でたちまわる九澄などの行動や、伊勢をはじめとする面々が巻き起こす、愉快で時々少し(?)Hな騒動が、一部の能力者バトル作品ファンや学園コメディ作品愛読者の注目をあつめたようで、一時期は侮れない人気ぶりをみせた。
10巻目あたりにて、思わぬ形で打ち切りに近いような終幕を迎えたが、作者はその事について、あまり強い不満は抱いていなかった模様。
登場人物
伊勢カオル
乾深千夜
柊賢二郎
ルーシー