CV: 井上瑤(初代)/小宮和枝(二代目)/城雅子(パチンコ「Pうる星やつら〜ラムのLoveSong〜」、パチスロ)
概要
『うる星やつら』のキャラクター。
ラムの幼馴染みで宇宙人。露出度の高い銀のビキニ(アニメではピンク)、または淡色のシフォンのドレスを着用。友引高校では制服を着ている。
唇同士の接触で相手から若さを吸い取ったり、吹き込む能力を持つ。他にも科学技術と黒魔術に長けており、ラムへの復讐のために爆発する大小のカラクリ人形を手作りしたり、奇妙な道具を多数持つ機械が好きな女の子。
ふわふわカールの赤毛(アニメではピンク)でロリータ・ファッションの可愛らしい風貌だが、極度の二重人格。普段はぶりっこで華やかで愛くるしい雰囲気の美少女だが、怒ると牙を剥いて凶暴になり、ドスの効いた河内弁でしゃべるなど口調も悪くなる。普段は自分のことを「ランちゃん」「あたし」と話すが、キレると「ワシ」「ワイ」に変わる。
子供の頃から、いたずら好きのラムに付き合わされ、とばっちりでひどい目に遭った挙句、ラン一人が悪いことにされて叱られる羽目になることが多かった。そのことで現在の歪んだ性格が醸成されてしまった。
ちなみにラム自身には悪気はなかったが、ランから自分の行動でランを悲惨な目に合わせた経緯を尋ねられると、いつも巧みに言い逃れた。そのこともあって、ラムをいつか痛い目にあわせて復讐を…と考えるようになった。
レイに恋心を抱いていたが、ラムと恋愛関係にあったため、レイが幸せならば自分の恋をあきらめて二人と友人関係を続けていく道を選ぼうと心に決めていた。ところがラムは地球で諸星あたると婚約し、レイとあっさり別れたことでついに怒りが爆発し、過去のことも含めて遺恨を晴らそうと地球にやってきた。
レイとはたびたびデートを重ねており、大食漢の彼のために大量の食事や弁当を用意し、その食べっぷりを幸せそうな笑顔で見つめている。だが、ラムとあたるの騒動に巻き込まれて、デートを邪魔されることもあった。
ラム同様にあたるのことを「ダーリン」と呼ぶが、ラムと違い、あたるに特別好意を持っているわけでなく言わば通称であり、ラムも黙認している。