ジュニアアイドル
じゅにああいどる
概要
だいたい中学生以下(15歳以下)くらいの低年齢アイドルのことを指すが、16~17歳でもジュニアアイドルと呼ばれる場合がある。
類似語に、1990年代から使われるようになったチャイドルという呼称も存在するが、こちらは現在ではほとんど死語になりつつある。
役者なら子役、雑誌モデルならジュニアモデル(もしくはティーンモデル)と呼称され、それらの総称という形で「ジュニアアイドル」という言葉が使われる場合もあるが、一般的には、2000年代初頭から小学生~中学生タレントのグラビア写真集・DVDの制作・販売数が増えており、これらの作品に出演していた低年齢グラビアタレントを上記の子役やジュニアモデルと区別する為にジュニアアイドルと呼称する場合が多い。
2003~2004年頃にぶんか社や心交社から販売されはじめたグラビア写真集・DVDがジュニアアイドル作品の嚆矢となったが、当初から泉明日香やしほの涼など、マイクロビキニ等の過激な衣装を着る、胸元や股間などの局部を接写するといったアダルトビデオに近い性的な過激さを売りにした作品を販売するタレント事務所もあり、それらが児童ポルノであるとして社会問題になった。実際に制作会社側の関係者が児童ポルノ禁止法違反の容疑で逮捕される(最終的には不起訴となった事例も存在する)などの事例も発生している。
被害者は分別のつかない子供であり、成長してから、自分がどう扱われていたのかを理解して心に傷を負うという時間差の被害も生じている。また、親の側の経済的困窮(または経済的欲求)もこの問題を根深くしており、事務所側だけを摘発しても決して解決できる問題ではない。
2000年代中盤~2010年代初頭にかけてmoeccoやChu→Boh等の各専門誌の創刊、ジュニアアイドル作品を専門に取り扱うおいも屋本舗の開店、心交社(後のイメージクリエーター)やアイマックス等の新興レーベルの参入などが追い風となり、ジュニアアイドル業界は最盛期を迎えたが、2014年6月に児童ポルノ禁止法が改正された事(※)を契機として、新規グラビア作品の制作・販売の自主規制が進んでおり、業界自体は徐々に縮小しつつある。
なお規制されたのはあくまでも新規における製作販売であり、中古作品は現在でもネットなどで流通しているといわれる。
※「衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって、殊更に児童の性的な部位(性器等若しくはその周辺部、臀部又は胸部をいう。)が露出され又は強調されているものであり、かつ、性欲を興奮させ又は刺激するもの」に対する法的規制が強化された。
二次元的には
R-18系の二次作品としてはティーンアイドルの営業として打ち合わせと違うちょっとひどいあんな事やこんな事されちゃう展開になるのはお約束。