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兎丸の編集履歴

2020-06-22 11:10:14 バージョン

兎丸

うさぎまる

平清盛(大河ドラマ)の登場人物。

概要


演:加藤浩次/前田航基(少年期)/ 庄司龍成(幼少期)



平清盛(大河ドラマ)のオリジナルキャラクター。盗賊・朧月の子。豪放磊落で粗野な男だが、自分が信じた者には面倒見がよく、そういった人柄に惹かれて慕っている部下も多い。


幼少期に清盛の父・忠盛に朧月を殺されたことで、平家に復讐を誓う。少年期に偶然出会った清盛に対して、彼が忠盛の子ではないことを告げ、清盛に無頼の生き方をさせる原因になった。


その後も都で盗賊をしていたが、取締を避けて西国に逃れ、海賊の棟梁にのし上がった兎丸は「海賊王になってこの国の義と悪をひっくり返す」ことを夢見る。

海賊討伐に来た清盛と互いの因縁に気付かずに意気投合するが、その正体を知ると、清盛を人質にして忠盛への復讐を果たそうとするが、清盛に敗れる。自分と同じ境遇を兎丸に見た清盛は、兎丸に共に生きようと誘い、彼の理想に賭けてその郎党になった。


郎党となってからも、清盛を呼び捨てたり、時に批判したりと、清盛とは気の置けない関係を作っている。


桃李とは、慈子の婚礼の手伝いをしたことで知り合い、やがて結婚して、息子・小兎丸をもうけた。



博多や宋の事情に精通していて、さらに宋の言葉も話せることから、博多での交易を任されるようになり、博多と都を行き来するが、荷の到着の遅さを責める清盛に兎丸が言った「博多を都の隣に持って来い!」という言葉が、清盛に新たな夢を描かせる契機になった。



清盛隠居後は共に福原に移り、日宋交易の中心となる大輪田泊の普請の指揮を執る。だが、平家に不満を持つ勢力を力で押さえつける清盛のやり方(特に子供たちを暗殺集団『禿』に仕立て上げたこと)に次第に疑問を感じ、反発していく。泊の完成のためには、人夫の負傷を「些末なこと」「人柱をたてればいい」と言う清盛に失望し、決別する。その後、子分たちと酔って平家を罵倒していたところを、禿に平家に対する不穏分子と判断されて襲われて殺害された。


兎丸の死にはさすがの清盛も衝撃を受けた。清盛の夢の象徴ともいえる兎丸の死は、清盛と平家の行く末が暗澹たるものになっていく予兆を示していた。




関連タグ

平清盛(大河ドラマ)

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