兎丸
うさぎまる
誘導分岐
平清盛(大河ドラマ)のオリジナルキャラクター。盗賊・朧月の子。豪放磊落で粗野な男だが、自分が信じた者には面倒見がよく、そういった人柄に惹かれて慕っている部下も多い。
幼少期に清盛の父・忠盛に朧月を殺されたことで、平家に復讐を誓う。少年期に偶然出会った清盛に対して、彼が忠盛の子ではないことを告げ、清盛に無頼の生き方をさせる原因になった。
その後も都で盗賊をしていたが、取締を避けて西国に逃れ、海賊の棟梁にのし上がった兎丸は「海賊王になってこの国の義と悪をひっくり返す」ことを夢見る。
海賊討伐に来た清盛と互いの因縁に気付かずに意気投合するが、その正体を知ると、清盛を人質にして忠盛への復讐を果たそうとするが、清盛に敗れる。自分と同じ境遇を兎丸に見た清盛は、兎丸に共に生きようと誘い、彼の理想に賭けてその郎党になった。
郎党となってからも、清盛を呼び捨てたり、時に批判したりと、清盛とは気の置けない関係を作っている。
桃李とは、慈子の婚礼の手伝いをしたことで知り合い、やがて結婚して、息子・小兎丸をもうけた。
博多や宋の事情に精通していて、さらに宋の言葉も話せることから、博多での交易を任されるようになり、博多と都を行き来するが、荷の到着の遅さを責める清盛に兎丸が言った「博多を都の隣に持って来い!」という言葉が、清盛に新たな夢を描かせる契機になった。
清盛隠居後は共に福原に移り、日宋交易の中心となる大輪田泊の普請の指揮を執る。だが、平家に不満を持つ勢力を力で押さえつける清盛のやり方(特に子供たちを暗殺集団『禿』に仕立て上げたこと)に次第に疑問を感じ、反発していく。泊の完成のためには、人夫の負傷を「些末なこと」「人柱をたてればいい」と言う清盛に失望し、決別する。その後、子分たちと酔って平家を罵倒していたところを、禿に平家に対する不穏分子と判断されて襲われて殺害された。
兎丸の死にはさすがの清盛も衝撃を受けた。清盛の夢の象徴ともいえる兎丸の死は、清盛と平家の行く末が暗澹たるものになっていく予兆を示していた。
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見るGO WEST ~Another Story~
KAZUさま、お誕生日おめでとうございます!こちらの諸事情によりフライングになりましたがお祝いさせてくださいませ!こんなお話ですが受け取って頂けましたら幸いです。(あ、勿論、『こんなもん受け取れるか~!』と送り返して頂いても可です;;)今年一年がKAZUさまにとって素敵な一年でありますように♪【8/28追記】ブクマ、評価、コメありがとうございます。コメント欄に頂いたものはそちらにて返させていただきました。【9/1追記】本家KAZU様の『GO WEST』http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=36653653にリンクを張らせて頂きました。本作はKAZU様のお話を下敷きに書かれております。未読の方(いるのか?)は先にそちらをお読みいただくことをお勧めいたします。このお話の数十倍素敵な作品ですので。(言わなくてもわかってるわ!という突っ込みがあちこちから聞こえる・・・)KAZUさま、こちらこそリンク張って頂きありがとうございました。9,345文字pixiv小説作品博多旅情
清盛様と盛国と傍観者兎丸。大変今更ながら第24話『清盛の大一番』より、おっさんだらけの博多の夜。色々適当です。鎮西を手に入れた清盛様が本当に素敵だったので、その反動でいつもよりもだめなひとですのでご注意を…。保元〜平治後の清盛様は何とも痛ましいというか辛いことだらけだったので、昔馴染みとの旅先でくらい息抜きしたっていいじゃないという願望が。でも福原では毎日こんなことになってると信じてる。■タイムリーにも前回の本編で清盛様が宋語を話されてましたね。流石です殿。しかし次回からの展開が怖くて怖くてたまりません…。■追記 ブクマコメントありがとうございます!コメント欄にてお返事させていただきました〜。4,382文字pixiv小説作品- 福原夜曲・抄
水盃
しばらくお休みするつもりでしたが、どうしても兎丸追悼の想いが止まらず、勢いで書いてしまいました。盛国と兎丸が二人で話してるシーンって殆どないですが、裏では清盛話で結構盛り上がってたんじゃないでしょうか。で、義朝が最期に清盛の面影を見たように、兎丸もまた最期まで清盛を案じていたのではないかと。ほぼ一発書きなので内容はぐだぐだですが、兎丸追悼の想いだけ感じて頂ければ。なお、この時代に水盃の風習があったか分かりませんが、そこは目を瞑って頂ければ幸いです。【10/14追記】たくさんの閲覧ブクマ評価有り難うございます!こんな拙いお話になんて勿体ない・・と恐縮の限りです。KAZU様:ありがとうございます。兎丸亡き後、清盛だけでなく盛国も心配な今日この頃です。「清盛の良心」だった兎丸の役割までも無理に果たそうとして、潰れやしないかと・・5,193文字pixiv小説作品 - タイムスリップ ―平安― 【完結】
タイムスリップ ―平安― 其の16
色々思い出そうとすると…というお話になりました。おぼろげながら帰るための鍵をみつけようとしているようです2,064文字pixiv小説作品 - タイムスリップ ―平安― 【完結】
タイムスリップ ―平安― 其の12
今回は息抜きです。楽しくやるんです。話の中は正月なのです 【追記】お姫様抱っこかおんぶかで悩んだんですがゲフンゲフン1,407文字pixiv小説作品