声:遠藤大輔
概要
幽鬼の支配者の四天王「エレメント4」の一人。別名「大火の兎兎丸」。
侍のような格好が特徴の男で、髪の右半分だけが白い。火を操る魔導士であり、火であればそれがたとえ敵が放ったものでも自分の思うままに動かせる能力を持つ。刀を所持しており、アニメ版では一瞬消えて瞬時に相手に迫るなど瞬間移動をして間を測ったりしていた。
幽鬼の支配者の面々のなかでは比較的落ち着いた性格をしており、ナツと自身の魔法が、お互いに相性の悪いことを冷静に受け止めつつ妥協策を練るなど、それなりに強かなところもある。
一個人での邪念や歪みも特別強くはないが、マスターの問題行動や下記の物騒な武具を使うことを強く止める気もなかった模様。
「妖精の尻尾」との抗争では魔導収束砲「ジュピター」の部屋でナツと交戦。彼が戦いの中で「制御返し」を会得したことでジュピターのコアラクリマを破壊された。
ギルドが超魔道巨人ファントムMkIIに変形した後、ナツが乗り物酔いしたのを「逆転のチャンス!!!」と止めを刺そうとするが、駆け付けたグレイに氷漬けにされた挙句、エルフマンによって空の彼方に投げ飛ばされた。
その後の消息は庸として知れなかったが、7年後には魔法教室を開いてロメオらに自身の魔法を伝授している。前述の経緯から、彼の前でナツの話をすることは禁句らしい。
また、ガジルとは割と仲が良かったのか、兎兎丸がエレメント4所属時のような乱暴沙汰を起こさず、真っ当な生活を送っていることを聞いて、嬉しそうにしていた。
魔法
炎の色によって能力が違うため、兎兎丸には7色の炎から能力を使い分ける事が出来る事になるが、相手が炎を食う滅竜魔導士であった為か、二色の炎の魔法しか披露しなかった。
またナツが彼自身の炎を食べる事は出来たがナツ自身が扱う事が出来ない為、習得方法は彼自身に教わる以外は無いようである。
●炎制御 - 火のエレメントにより、敵の炎の魔法攻撃を封じて意のままに自在に操る。しかし制御返しなどの耐久を得てしまうと無効化される。
●青い炎(ブルーファイア) - 青く冷たい炎を放つ。
●橙の炎(オレンジファイア) - クソの臭い(アニメでは「牛乳拭いた後の雑巾の臭い」)のする炎を放つ。ナツからは「下品なやつだなてめえ!!!」と言われた。
ちなみにこの炎を使ったのは、ナツからの唾攻撃を受けた後だったため、人のことをあまり言えないといった様子で、冷静に突っ込んだ。
●七色の炎(レインボーファイア) - 七つの炎を同時に放つ、兎兎丸最強の魔法。