概要
アービターの階級はコヴナントが重大な危機に直面した際に任命される。
政治的・軍事的な地位は高等評議会よりも低いものの、宗教的にもっとも高い地位であり、コヴナント社会において尊敬・崇拝の対象となっている。
アービターはコヴナント社会の危機に対し、命を懸けて危険な任務に当たることになる。突き落とされることが宿命の一つである。
ゼル・ヴァダム(HALO2中盤まではゼル・ヴァダミー)
「HALOトリロジー」におけるアービター。HALO2より登場する。
元はコヴナント軍連合艦隊パーティキュラー・ジャスティスの最高司令官だった。「HALO:CE」におけるマスターチーフのインスタレーション04の大破の責任をコヴナントの高等評議会に問われ、最高司令官を解任される。その後異端者の烙印を押され、処刑されるはずだった。しかし大祭司によってコヴナントの調停者(アービター)に任命される。
あらゆる媒体ではこのゼル・ヴァダムを単に「アービター」と呼ぶことが多い。いかに作中での経緯を記す。
HALO2
その後、異端者となったあるサンヘイリを始末する任務を命じられてこれを始末する。ここで大祭司たちの欺瞞について343ギルティスパークから途中まで知らされる。それからインストレーション05のインデックスを手に入れる任務を受けてフラッドに汚染された表面を駆け抜けてインデックスを手にする。そこでブルート族にインデックスを渡したところコントロールルームの奈落に突き落とされた。
彼はグレイヴマインドにつかまった状態でチーフに見つかる。そこで大いなる旅立ちの真実を教えられる。グレイヴマインドは二人を転送した。ブルート族とサンヘイリ族の抗争の中へゼルは送り込まれる。そこでジョンソンやミランダと協力してブルート族酋長を倒すことになる。
HALO3
前作(HALO2)においてサンヘイリ族と人類は和解し、サンヘイリ族はコヴナントを離脱したので味方として登場する。どうやらジョンソンやミランダと一緒に地球に来たようだ。アクティブステルスを解かないまま目覚めたばかりで機嫌の悪いチーフに近づいたため殺されかける。ここで有名な『たやすいことではない』と発した。
一人プレイ時は所々で味方として出てくるのみである。Coopモードにおいて2Pキャラとなって居る。
HALO Legends The Package
パティキュラー・ジャスティス司令官になる前の彼が出ててくる。この時はエナジーソードを用いた一騎打ちをチーフと演じた。この時、コルタナの元の人が立ち会っていた。当時の司令官が行った作戦は失態と言っていい被害を艦体に与えたため、ゼルが司令官となった。
リパ・モラミー
「HaloWars」におけるアービター。
第17代目であり、エナジーソードによる接近戦を得意としていた。
ジョン・フォージ軍曹にソードを奪われ、殺害される。その後、Alice-130の手により彼の遺骸はフォアランナー遺跡の奈落に落とされることになった。その後の大爆発により鎧ごと消滅したと思われる。結果的には彼の行動がフォージ軍曹の犠牲を強いることになったため、道連れにすることはできたといえる。
ファル
「Halo:Legends The Duel」におけるアービター。
コブナントに加盟して間もない時にアービターの任に就いたある日、予言者の排斥を画策する「ロー」から同志になるよう誘われるところを予言者派の猛者「ハカ」に目撃される。
それに激高した予言者は反逆者の抹殺をハカ達に命じ、ファルの妻「ハン」が巻き添えで殺されてしまう。妻の仇を討つため、異端者の烙印をおされたファルはたった一人でコブナント軍の大群と戦い、最終的に「ハカ」とソード同士の相打ちで殺された。