その国の一党独裁や与党となる党から、連立政権の中の一つの党や、万年野党(日本共産党がこれに該当)な党、国会議員もいない名前だけの党までそれぞれで、各国で必ずしも主義主張が一致するわけではない。世界で最初に誕生したのは1918年のロシア革命時のソ連である。
現在でも中国や北朝鮮(名称は朝鮮労働党で知られる)、ベトナム、キューバでは一党独裁政権となっており、ソ連崩壊、冷戦終結で共産主義が滅亡したわけではないので留意されたい。ただし、中国など、市場を開放し事実上資本主義を導入しており、政権を担う党の名称が「共産党」というだけの存在に近い。西側陣営の国ではフランスの共産党が著名で一時は閣僚を送り込んでいる。アメリカにも存在するが、国会に議席は持たない。
日本における共産党は1922年に結成された「日本共産党」であるが、現在まで名称の変わらない政党としては最古の存在であるが一貫して野党であり、政権に加わったことも無い。