概要
昆虫をモチーフにした侵略者。「女王」を頂点にし、人間の性的欲求(フェロモン)を栄養源として奪うことで地上の征服を目指す。
フェロモンを奪われた人間は生命体としての命は保たれるが、感情をなくしたり、意欲をなくしたり、恋心なくしたり、と様々な症状を見せ、廃人となるのも珍しくないようである。
昆虫をモチーフにした組織ということもあって女性を思わせる個体ばかりおり、男性を思わせる個体は現在にいたるまで姿を見せない。
これについて、仮説として蟻や蜜蜂の組織を考えることが適当と思われる。
- 「女王」は卵を産むことで後継者(チャチャはその1人)や外で子供を育てるための栄養(=フェロモン)を集める者を産む。
- アジトには栄養(=フェロモン)を持ち帰る者と、栄養(=フェロモン)を基に子供を育てる者がいる(現実世界では、働き蟻と働き蜂、巣で子どもを育てる役割をもつものは全て”雌”である)。
- 男は「女王」と子供を作るためだけに存在し、ごく少数しかいない(現実世界の雄蟻と雄蜂は、女王蟻、女王蜂と子孫を残すことのみに存在、役割を終えた雄蜂は巣から追い出される)。
以上のことは、すべて仮説であるが、これではキセイ蟲に複数の種類がいることの矛盾が解消されない。