プロフィール
CV | 古田一紀 |
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人物像
人気バンド「ロアロミン」のボーカル兼リーダー。
ちょっとヤンチャな俺様王子
自分を目立たせる才能があるらしく、バンドメンバー内で一番人気。
一人称は俺様で自己主張が激しく、目的の為ならどんな手段も選ばない。
いとこのロミンの秘密を知っている事を利用して、
「デュエルの王」を選定するをルークに吹き込ませたり、
「リアルタイム・デュエル・プログラミング」の事を教えたり、
遊我や石碑の跡の隠し撮りをさせたりしていた。
七冥館でのライブのスペシャルゲストとして遊我を招き、ラッシュデュエルの所有権を賭けた3対3のチーム戦を開催。
御前乃ウシロウの怪談デュエルでルークをビビらせたり、
ロミンのお腹を極限まで空かせてストレスを爆発させたり、
セブンスロード・マジシャンが不正カードかもしれない事をにおわせて遊我の反則負けを狙ったりと自分が優位になるようデュエルの外から策略を張り巡らせる。
選ばれなかった者
我こそは王と言わんばかりに振る舞い自らを引き立たせる為にあらゆるものを利用するのも、
それは裏を返せば王になる事への底知れぬ憧れと執着心の表れでもあった。
その根幹にあったのはゴーハのデュエル大会観戦中にオーティスが突如乱入したあの出来事だった。
そう、遊我が今のようになるきっかけとなったあの時、ロアもあの場所に居た。
遊我と同じようにデュエルを窮屈に感じていたロアは、ロード、そしてデュエルの王という言葉に心を突き動かされた。
しかしオーティスが激励とセブンスロード・マジシャンを渡したのは遊我だった。
その時ロアは、自分は選ばれなかったと感じた。
選ばれなかったと感じるも諦めなかったロアは自分のやり方で窮屈な世界をぶっ壊すべくライブ活動を始め、ロアロミンを結成して大衆の人気を得ていった。
ある時、謎の石碑の情報をいち早く知り、それがオーティスの仕業と見抜いてはいたがその場所や謎までは分からなかった。
そこでロアはロミンを使ってルークに遺跡の情報を流し、遺跡の居場所を突き止めた。
しかしその結果、遊我が遺跡でラッシュデュエルをインストールして新たなデュエルの道を切り開いた。
窮屈と感じたデュエルの新たな道を切り開いたデュエルの王は、あの時選ばれた遊我だった
故にロアにとってラッシュデュエルとは選ばれた者の王の証であり、
ロアが遊我に言った「君と俺様とでは住む世界が違うって事さ」は遊我へのコンプレックスの表れだった。
何故選ばれなかったのか。
ロアは自分が選ばれなかった理由をどうしても知りたかった。
その為にオーティスが現れると察した七冥館でライブを開いて遊我(達)をスペシャルゲストとして招待し、
平月太のハッキングによる検索エラーを絡めて遊我の不正疑惑を演出して狙い通りおびき寄せた。
「何故俺様ではなく王道遊我だったんだ」全てはその答えを得るために。
王の資格
ロミンの弱みを握り、遊我やルークの強みを奪い、自分の手を汚さず卑劣に徹し踏み台にする。そんなデュエリストの風上にも置けぬリアリストぶりを発揮してきた。
それは決して褒められるものではなく、選ばれなかった事で卑屈になり過ぎていたのは間違いない。
「どんなに足掻いたところでお前のような卑劣な男に王になる資格はない」
普通に考えれば、ルークのこの言葉通りだろう。
しかし遊我は「君にも資格はあるよ、ロア」と言った。
捻くれながらもその悔しさをバネに自分で世界を変えようとしたその努力は間違いなく本物であり、それを証拠にロアロミンは大人気となった。
それはロア自身が切り開いた道に他ならない。
「だって、君も自分自身で切り開いたロードを歩いてきたんだろ?突き進もうよ!もっともっと!!」
素直になれないながらも激励を受け取ったロアは、七冥館最高のデュエルとライブを繰り広げた。
使用デッキ
バンドやライブをテーマにした悪魔族のロイヤルデモンズをメインとしたデッキ。
相手にカードを引かせたり捨てさせたりする事を得意とする。
また、「キングス」とついた魔法・罠カードを多数使用する。
生贄によって呼び出された悪魔は相手の力を奪い、そして更に強大な悪魔を呼びたす為の生贄となる。
その果てに召喚されるエースカードはロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル
レベル5以上のモンスターを生贄にして召喚する事で、一番レベルが低い相手モンスターの攻撃力を奪って破壊する効果を持つ。