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stop'n'swopの編集履歴

2020-09-03 15:44:01 バージョン

stop'n'swop

ひみつのこうかん

『バンジョーとカズーイの大冒険』に登場した没要素。次回作『バンジョーとカズーイの大冒険2』にアイテムを引き継がせるものだったが、技術的な問題により不採用となった。

概要

それは、ジグソーピース100個を全て集めた場合のエンディングで紹介される謎の映像から始まった。



映っていたのはこれまで辿ったステージのいくつかを巡るバンジョーの姿。しかしプレイヤーがそれまで見た風景とは何かが違っていた。


「おたからザクザクびーち」のシャークックあいらんどと書かれている大岩がせりあがり、「ゴビバレーさばく」の奥地にある開かずの扉が開き、「フローズンズンやま」のウォーザのどうくつにある氷の壁が破られている…。


そして、これらの地形変化によってバンジョーの前に現れたのは「?マークの卵」や「氷のカギ」という用途不明のアイテムであった。

もともと氷のカギだけは見ることだけなら本編中でも可能だったのだが、いずれも通常プレイでは入手できない。

しかもエンディングの映像を見た後で戻ってきても、映像にあった地形変化はまるで発生していない。

紹介したマンボは「次回作をお楽しみに!」とだけ言い残し、世界中のプレイヤーに謎を残していった…。



のちにネットが広まるにつれ解析が進んだ結果、地形変化をもたらす公式チートが発見され、アイテム自体は入手可能となった。入手後にトータル画面を確認すると、各ステージの進行状況に加えて新たに「stop 'n' swop」という項目が追加されており、これらのアイテム入手状況が確認可能ではある。しかし、入手した所で何の効果ももたらしてはいないため、かえって謎を深めることとなった。


そしてバンジョーとカズーイの大冒険2にて、前作でマンボが予告したアイテムは当該作のステージ内で独自入手が可能となり、使い道も無事に見つかってはいた。

しかし、確かに『1』で紹介されたアイテムは3つ、『2』で入手できるアイテムも3つ(+1つ)なのだが、実は『1』で入手できるアイテムは合計7つあり、数がまるで足りていないため、さらに謎を深める一因となった。



これらの謎がハッキリしたのは2010年以降のことであろう。

どうやらもともと、N64の本体の電源を切ってもメモリは10秒間だけ保持される仕様を利用して、「『1』でアイテムを入手したのちに電源をOFFにし、10秒以内に『2』へ差し替えて電源を入れなおすことでアイテムを引き継がせる」という計画であったらしい。


ところがN64の途中出荷分から仕様変更が起こる。メモリ保持の時間が大幅に短縮され、まともにカートリッジを抜き差しできる時間猶予がなくなっていた。

ならばと、電源を入れたままカートリッジを抜き差しする案もあったらしいのだが、本体やカートリッジに大きな負担を与えるためそれも没に。

外部記憶装置のコントローラパックを頑なに使わなかったのはなぜかという疑問もあるが、そのあたりは不明な点である(情報求む)。


こうしてやむをえず、宣伝のみを行い、次回作でその宣伝通りに用意せざるを得なかったということである。



ちなみにXBLA版では、両方の作品を購入しておくことによりエンディング後にアイテムの入手が可能となり、そのまま引き継がせる事が可能。

関連タグ

バンジョーとカズーイの大冒険

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