振り回されてばかりのお人好し次男坊
プロフィール
人物
Revelの一員で、玩具メーカー『エムトイズ』の事業部統括本部長で跡取り候補。現在は開発部門で自分も開発に参加しながら役員をしている。実家は渋谷にあり、本人は佃大橋周辺のリバーサイド高級マンションに住んでいる。
正義感が強く、常に周囲と相手をとてもよく見ていて、細やかな気配りと心配りが上手い。ぶっきらぼうな口調でよく喋るわけではないが、実直で、どんな時でも誰に対しても平等に接し、専門外の相手からでも意見に耳を傾けることができる。
常に飄々とした態度で人を弄ぶ羽鳥とその標的になりやすい神楽、天然な桧山のフォローに何かと回ることが多かったり、御曹司揃いの中で唯一庶民的な感覚を持ち合わせていることなどからRevelの中で唯一の常識人と称される。
ずば抜けた記憶力を持っていて、些細な一言や一度会ったことがあるだけの相手であっても覚えている。子供が好きで、休みの日に柔道教室で子供に教えることもあり、柔道黒帯を持っている。
その反面、自他ともに認めるトラブルに巻き込まれやすい体質で、それをよく理解した立ち振る舞いをしているが、理性的にふるまっているが一度リミッターを超えると手が付けられなくなる一面があり、コンプレックスである身長や童顔についてはタブーで「可愛い」といわれると不機嫌になる。
2m10cmの高身長になるのが夢で、その夢を諦めずよく牛乳を飲んでいる。
口癖は「ふざけんなよ」。
神楽亜貴とは幼稚舎時代からの幼馴染で、「亜貴」「慶ちゃん」と呼び合う仲で、素直じゃない神楽が唯一槙の言う事には耳を傾けたり、依頼内容を聞く前から承諾するほど信頼されていて、槙もまた神楽の仕事に対する姿勢や神楽自身に対して、多くを語ることはしないが「ワガママだけど悪い奴じゃない」と話すように信頼している。
桧山貴臣と大谷羽鳥とは高等部からの付き合い。羽鳥とは幼稚舎が同じだったため名前だけは知っていた。大学時代、時折深夜にコーヒーを槙の部屋に飲みに来たり、「槙って俺にだけちょっと意地悪だよね」と言われるなど、対羽鳥だと神楽よりも遠慮のない関係性が垣間見られる。
高校時代、3年連続で推薦されて学級委員長を務めきり、彼の第2ボタンが女子生徒の競りによって10万円で売れた過去がある。
同じ26歳の菅野夏樹、夏目春、神楽亜貴とは定期的に集まっているようで、そこでも負けず嫌いの神楽のストッパーやフォロー役に回ることが多い。