「どうせ逃げられない運命なら、まずは一杯、いかがです?」
「これが私の紋章です。……おや。何故、赤面なさるのです」
概要
西の国で魔法使い専門の酒場を経営していた。マイペースな性格で独自の美的センスを持つ。同じ西の魔法使いのムルとは友人だが、飼い主と飼い猫のような関係に近い。
プロフィール
年齢 | オズの下でオーエンより上、ムルと同世代 |
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誕生日 | 10月14日 |
国 | 西の国 |
身長 | 180cm |
魔道具 | キセル |
紋章 | 左胸 |
マナエリア | ワイナリー |
アミュレット | ワイングラス |
特技 | 醸造 |
好きなもの | 予測のつかないもの、人 |
嫌いなもの | 下品なこと |
CV | 立花慎之介 |
厄災の奇妙な傷 | 定期的に心臓が燃えて苦しむ |
呪文 | インヴィーベル |
人物
ベネット家という貴族の生まれ。策謀や権力争いに負けて、地方貴族から地方地主まで没落するまでそこで暮らし、家を見守っていた。ベネット家が離散してからは土地を気に入っていたシャイロックだけが片隅に居座り、酒場を経営していた。もう700年にもなるらしい。
彼の丁寧な振る舞いと、物腰の柔らかさによって醸し出される色気と魅力は自他共に認められており、カインには「あんたが話し始めると、応急の広間が夜のラウンジの空気になる」とも言われていた。
ムルとはかなり長い付き合いで、彼の事を愛しいとも憎らしいとも思っている。
初めて出会ったのはシャイロックの酒場。初めは喧嘩別れになってしまったものの、「また来てくださいと言われるまで通う」と言うムルにシャイロック根負けしてしまった。そこからは長い付き合いだそう。
ムルの魂が砕けた際には、獣のようになってしまったムルにシャイロックが直々に情操教育を施した。今ではすっかり猫のようになったムルだが、一応元のムルに戻すつもりはあるとのこと。
自分の思い通りのムルを作ってしまっているのではと、たまに自問自答しているらしい。