概要
メインヒロイン加藤恵の6歳年上の実姉。恵の呆れる反面教師にして、偉大なる先人。
恵が高校二年目の6月に結婚し、現在の名前は吉永宏美で浜松市で暮らしている。
人物像
妹のことをからかうことを楽しみながらも、妹の恋の悩みに対してなんでも相談に乗ると宣言するなど妹想いの性格。
恵より何枚も上手で、相手を巧妙な誘導尋問の網に絡めとり、しつこい追及で『つく必要のない嘘』をつかせるなど全く嘘が通じない。恵以上のスルースキルも持っているため、話を誤魔化したり、話題をそらしたりすることがとても難しい。舌鋒と追及が調子に乗った彼女を黙らせるには、洗いざらい喋るか、泣いて誤魔化すの二択しかないらしい(本当はガチで泣くという最強手段があることを恵は子供の頃から知っている)ので恵にとってはとても厄介な身内である。
妹には『多くの真実に、ほんの少しの嘘を紛れ込ませればバレにくい』と教えていたが、自分の場合は『ほとんどか嘘の中で一つだけ本当』である(そのため恵は宏美に比べれば正直者で嘘をつき慣れていない)。
恵や両親と一緒に暮らしていた頃は「友達の家で受験勉強」「友達の家で卒論」「友達の家で女子会」などの適当な理由をぶっこいて頻繁に夜遊びや外泊を繰り返していた。その当時ずっと一緒にいたのが現在の夫(恵の義兄)である。現在、妹の恵も姉と同じように適当な理由で両親を誤魔化しながら倫也の自宅や合宿先で頻繁に夜遊びや外泊を繰り返しているので、似た者姉妹といえる。
人間関係
加藤恵
最愛の妹。
安芸倫也
「磨けば光りそうな素材」と妹の想い人にそれなりに興味を示していた。
余談
- 彼女が現在暮らしている浜松市は元々加藤家の本籍地で、恵の『怒れてきちゃう』はその地方独特の言いまわしという裏設定がある。
- 恵・宏美の両親はのんびりしているらしいが、カンは鈍くなく、娘の動向をほとんど把握しているらしい。恵は初め信じられなかったが、宏美が初めて彼氏(現在の夫)を紹介した時、今までの嘘が全部バレていたことに超ビビったという感想を聞き、言葉を失っていた。