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初代コンフォート(S10型)

1995年12月に登場したセダンとしては一般的なノッチバックスタイルの3ボックス型乗用車

小型タクシー及び教習車としての仕様を前提に、6代目マークⅡをベースに開発された

受注終了に至る2017年5月まで幾度かのマイナーチェンジこそ行われているものの、フルモデルチェンジは行われておらず平成の時代に新車で購入できたトヨタ車としては最も長いモデルである

使い勝手がいい・・・かどうかは分からないが、本車種がベースのクラウンコンフォート及び6代目クラウンセダン共々他社製の小型/中型タクシー向け車種をあっという間に隅に追いやってしまった(特に小型タクシーに至っては競合車種が日産のクルーしかなかった為に一掃してしまっている)

タクシー用として開発されただけあり、インパネに大小様々な収納スペースがある

なお、本車種のマニュアルトランスミッション車を運転した事がある方はお分かりかと思うのだが、2速と3速のギア比が異常に離れている

これは筆者の考察であるが、教習車としての仕様を前提とした為にエンストを起こしにくいよう1速と2速を高減速比にしたためと思われる(それでも教習生になりたてのうちは頻繁にエンストするわけだが)

尚、トヨタのお膝元であるはずの愛知県では一部の教習車がアクセラに取って代わられてしまっている

因みに、事業者でなくてもタクシー用/教習用関係なくトヨペット店にて購入可能だった。

香港・マカオへもタクシー用として輸出されていた。

コンフォートGT-Zスーパーチャージャー

トヨタテクノクラフトの手によって教習車仕様をベースに改造されたコンプリートカー。試作車を含めて60台が製作された。

教習車仕様がベースだが、助手席ブレーキについては生産ラインの時点で装備しないタクシー仕様となっている。

その他ベース車と異なる点として

  • 指定燃料をレギュラーガソリンからハイオクガソリンへ
  • 直4DOHCエンジンの3S-FEに小倉クラッチ製のスーパーチャージャーTX07を装備
  • 専用ブレーキパッド&ブレーキシュー搭載
  • フロント・リアスポイラー装備
  • 車高を30mm低く

などがある。

スピードリミッターを殺した状態での最高速度は204km/h。

D1仕様

2004年にチューニングショップOKUYAMAが中古の教習車SXS11Yをベースに製作。

エンジンを3S-GTEに載せ替え、エアロパーツ・ガルウィングドアを装着した。

2代目コンフォート(NTP10R型)

コンフォート・クラウンコンフォート・クラウンセダンの後継車として登場したジャパンタクシーを香港・マカオでも販売することとなり、海外専売モデルの名前として「コンフォート」が選ばれた。

外観はジャパンタクシーの和グレード、内装は匠グレードが選ばれている。

なおこのコンフォートの香港タクシー、ミニ四駆REVシリーズとして商品化されている(ただし香港限定)。ミニ四駆キットとしては珍しくボディに二種類(赤、シルバー)の成型色を使用しており、ホイールもブラックメッキが使用されている。

日本での販売は2019年に静岡で開催されたホビーショーのみでさらに一人一個のみという購入制限がかかっていた。現在でも日本での正式な商品化を望む声は多い。

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