マトリを『無能』と見下す若き天才作家
「何の面白味もなく、落胆するほど凡庸で想定内」
「その上、機械的に綴った只の一般論を俺の骨頂と言う」
プロフィール
概要
人気若手俳優の都築京介を弟に持つ天才作家。弟とは対照的に仏頂面で口数が少なく、頑固で気難しい性格。あまり他者と関わりを持ちたがらない反面、弟や妹のことはとても大切に思っている。
マトリに対しては後述の事件がきっかけで"無能"と見下している。
人物
「青春小説の神様」と呼ばれるベストセラー作家。新刊を出せば100万部突破、ドラマ化のオファーも多数、ファンクラブが存在するなどその人気は折り紙付き。しかし、本人は「売れるように書いたものが売れただけ」と飽き飽きしている様子。とある事件がきっかけで、サスペンスやミステリーは書かないと決めている。
本人の小説にはモデルが存在している。ファンの投票の結果、フルボイスでの復刻が予定されているイベントストーリー『隠された輝夜姫』は、彼が「ラストシーンが何度書き直しても気に入らないから」という理由でボツ稿にした小説がそのままストーリー化されたもので、都築誠自身から見たスタンドのメンバーの人物像を想像を交えたフィクションとして仕上げられている。
生活能力が全く無いため、締め切り間近になると食事も睡眠も何もかも忘れて執筆し続けた結果気絶するように眠ることがしばしばある。そのため、弟の京介が身の回りの世話をしている。
青山樹が”餌付け”と称して差し入れを持ってるようになってからは、まともな食事をとれるようになった。体力が劇的になく、暑さにも弱い。
かなりの甘党で、大みそかにフライングで高級料亭のおせちの栗きんとんを食べきってしまったことがある。
機会を見つけては糖分や肉類を積極的に摂取している一方、偏食気味で野菜を食べずに京介に差し入れされてやっと食べている。
兄弟について
とにかく頑固で気難しい性格で他人に心を開くことはそうそうないが、兄弟をとても大切にしていて、幼いころは弟と妹を主人公にした物語を話して聞かせていた。
京介が出演するドラマはこまめにチェックしたり、苦手なものでも京介に言われれば挑戦しようとしたりと態度が甘い。
一番下の妹・沙良は十数年前に薬物中毒者が起こした交通事故によって入院しており、現在も一日の大半を寝て過ごしている。この事件を機にマトリや警察を「無能」と評している。
実はRevelの上客で、中でも桧山貴臣とは古い付き合いがあり、沙良の入院する病院に関する情報を定期的に取引している。