概要
裏サンデー(スマホアプリは「マンガワン」)にて2015年より連載中。
原作:フウワイ 作画:サカズキ九
原作となったのは新都社の「送球小僧」で、そこから5年後の世界となっている。
富山県氷見市を舞台にしたハンドボール漫画。略称は「送ボ」。
原作者はハンドボール経験者だが、福井県出身。しかし、福井県だと北陸高校の一人勝ちなのでストーリーを膨らませられないと感じ、それで氷見高校など強豪校が多い富山県を舞台に選んだ。また、当初は本格志向だったが、主人公がちょっと超人になりすぎてしまったため、けっこうスラムダンクやアイシールド21などのような、超高校級の描写が増えてしまった。また、作画のサカズキ九はサッカー好きから来ており、当時ファンだったインザーギの背番号から九と名付けたことを、おまけページ(アプリのちょい足し)でカミングアウトしている。
メインとなる学校名は竹取物語の5つの宝物から来ている(火鼠→火鼠の皮衣、蓬莱→蓬莱の玉の杖、龍玉→竜の首の玉、子安→燕の子安貝、御鉢→仏の御石の鉢)。また、名前にも法則性があり、蓬莱の名字には必ず身体の一部(兎耳山、川口、島尻、黒足袋など)、子安は順番にドレミファソラシとなっているなど、作者の遊び心がある。また、火鼠メンバーは九州の島や地名から来ている人物も多い。
登場人物
火鼠高校
1年生
志熊栄都
この物語の主人公。ダンス経験者でアクロバティックな動きを得意とする。しかし、壊滅的に表現力を持っていなかったため父親に失望され捨てられた過去を持ち、自分は中身のないからっぽだと思い込んでいたが、祖母にハンドボールをするよう勧められ、自分らしさを見つけるために火鼠高校ハンド部に入部する。頭も良く、女子にもモテる。
佐倉凪
エイトの才能に目を付ける。しょっちゅう彼の言動に振り回されている。真面目すぎる性格だが、それが空回りすることもしばしば。