概要
テレビアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』にて、平安名すみれが何かとグソクムシに関わることから定着したあだ名。
1期4話(正確には第3話終了後の次回予告)から始まり、グソクムシネタはたびたび再登場するので存在感は大きい。
Twitter上でファンからしばしば用いられ、「結女放課後放送局 リエラジ」第50回冒頭のボイスドラマにて「ギャラクシーグソクムシーズ」という呼称にて半ば公式化した。
二次創作においても、すみれ+グソクムシの組み合わせや、グソクムシを小物として添えるのはもはや鉄板と化している。
すみれにとってのグソクムシ
彼女は幼い頃から「ショービジネス」の世界に生きてきたが、脇役ばかりで大役を掴めずにいた。そんな彼女の芸歴のひとつが、幼いころ着ぐるみでグソクムシに扮する……というのが1期4話冒頭の流れである。
彼女のスマホには(他の出演歴の写真に加えて)この動画も保存されており、このタイミングで体を軽く揺らしながら「グソクムシ~グソクムシ~」と歌う姿がお披露目となる。
過去を振り返りつつそれを見ていたところを、後ろから(すみれのことが心配でついて来ていた)かのんに見られてしまう。よほど恥ずかしかったのか、「見~た~なぁ~!」と凄まじい形相で怒りを露わにし、かのんを拉致して巫女姿で妙な儀式を執り行ってその記憶を消し去ろうとまでした。
この一連の出来事の衝撃は相当なもので、「グソクムシ」がこの日のトレンド入りを果たした上、すみれが歌っていた「グソクムシのうた」が頭を離れないという人が続出するに至った。
この件はかのんの口から皆にも伝えられ、特に可可からは度々ネタにされるようになった。
しかし、スクールアイドルを始める前の彼女にとって、このような役は代表作であるが故に忘れることもできない。黒歴史だと感じながらも、クレーンゲームでグソクムシのぬいぐるみを取ろうとしていたように、かなり複雑な感情がある模様である。
1期4話以後~2期開始前
メンバーが遂に5人揃った1期8話において、文化祭の宣伝活動でグソクムシの着ぐるみを着てノリノリでたこ焼きを売っていた。
続く9話の動画配信の際にも(可可に被せられた形とはいえ)グソクムシの被り物を着けて踊っており、黒歴史として否定するどころか、むしろ自身のアピールの一つとして受け入れている様子が窺える。
なお、当の被り物を着ける前から「グソクムシの子」なるコメントも寄せられていた。文化祭での姿を見ての反応だと考えるのが無難だが、もしかしたら子役時代を知っていた人かもしれない。
可可からのグソクムシ弄りには変わらずツッコむ。夫婦漫才かな?
2022年5月4日放送の「今日は一日ラブライブ!三昧3」では、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の「夢がここからはじまるよ」が流れ終わった直後に本曲が流れたことで、「いきなりグソクムシやめてw」「夢ここの余韻かえせww」「感情が破壊される」といった困惑のコメントが続出、「グソクムシ」がトレンド入りした。
本作のTVアニメ1期オリジナルサウンドトラック「Dreams of the Superstar」には、「グソクムシの歌」がしっかり収録されている。もちろんすみれ役のペイトン尚未氏ご本人の歌による。しかも通常Ver.に加えて「歌謡Ver.」なるものまである。ここまでやるか。
2期以降
1話で可可のグソクムシ弄りがあってからはしばらくこのネタは出てこなかったが、第9話でもすみれから可可への「体力のない泣き虫のくせに」に対して「泣き虫グソクムシ」なる掛け合いがされた。その後に2人は微笑み合っている。
10話では四季がダンスの出来について「千砂都先輩がミヤマクワガタなら四季はダンゴムシ」と譬える台詞があったため、こんなイラストも投稿された。
なお、グソクムシとダンゴムシは節足動物等脚目に属する近縁の生物である。
11話では遂に後輩の夏美に「グソクムシ先輩」呼ばわりされる。「誰に聞いた?」といきり立つすみれだったが、夏美は「既に結構有名ですの」と、子役時代のグソクムシ踊りの動画を見せられてしまった。Liella!での活躍で知名度が上がるにつれて、メンバーであるすみれの過去も掘り起こされていった結果なのかもしれない。
関連タグ
平安名すみれ グソクムシ ギャラクシー!! あだ名 グソクムシのうた