勇者アカツキ

ゆうしゃあかつき

勇者アカツキとは漫画・アニメ『魔王城でおやすみ』に登場するキャラクターである。

概要

姫を救うために魔王城へ向かっている勇者。

実は姫の幼馴染で婚約者でもある。

キショウとウェイカー、後に加わったライコウと共に魔物を倒しながら旅をしている。

魔王の幹部とも渡り合える実力者は彼のパーティ以外には存在せず、人類側にとって姫救出の最有力候補である。

魔王の厳重なフラグ管理のもと配置される予定だった支援用アイテムが、姫の快眠のために台無しにされ続けているため、当初の想定よりも困難な旅路となっており、間接的に苦労している不憫な人。

……と思われていたが、実際にはどんなことにも挫けない暑苦しいほどのポジティブさとタフさを併せ持つ熱血派。

どのような過酷な状況に置かれても生き残り、（夢の中ではあったが）崖から落とされてもロッククライミングに最適と解釈する。このため、魔王たちからの評価は「冒険は真面目だが、頭がおかしいヤバい奴」。この事実が判明後、全エリアがハードモードに移行された。

実際、幼少期に山で遭難しても半年間生き残って帰還するという荒業を成し遂げている。

実力も功績もあり、姫と直接会ったこともあるが、姫は一向に彼の名前や存在を覚えようとせず、「アなんとか君」としか呼ばれていない。

姫という存在に憧れているのだが、無意識的に必ず姫を危険な目に合わせるので、姫にはかなり嫌われている様子。

因みにその「アなんとか君」がアカツキだということはあくましゅうどうし以外気付いていない。

名前の由来は諺の「春眠暁を覚えず」からであり、姫がアカツキを覚えないのはそういう運命らしい(作者Twitterより)。