概要
プロフィール
十傑衆と「悪魔教会」のエリアボスを兼任する悪魔族の魔物。
黒山羊の耳と角を持つ(ちなみに角は一生生え替わらないらしい)。
外見は二十代程に見えるのだが実際のところはかなりの年月を生きており、先代魔王ウシミツがまだ標準的なサイズ感であった頃から魔王城に在籍している。
本名は「レオナール」。
人物
物腰の柔らかい穏やかな性格。姫曰く「しっぽが可愛い超癒し系おじいちゃん」。
年寄りであるためか頭が古いところがあり、数百年ほど前から腰痛に悩まされている。
部屋がいい匂い(姫談)。
城内の蘇生を一手に担うヒーラーであり、魔王城の生命線。
彼以外にも蘇生が出来る者がいないわけではないのだが、彼が行う蘇生の方が圧倒的に成功率が高く所要時間も短い。
ただし、蘇生中に集中が切れると「自分と対象の中身が入れ替わる現象」や「違う種族を一気に蘇生した時に蘇生対象同士を合体させてしまう現象」が起きてしまう。
本名の由来にコンプレックスを抱いており、殆どの者には名前を明かしておらず知っているのは旧友などごく一部。
姫から「レオくん」という愛称で呼ばれている。
若い頃はかなりヤンチャだったらしく、故郷である悪魔の里(デビルズ・ブリッジ・シティ)の自宅にある部屋には今も当時のヤンチャぷりが感じさせられる品が数多く残されている(本人にとっては黒歴史らしく写真も焼き捨てて抹消する程)。
現在も時折「男のロマン」を追求し周囲から引かれており、悪魔的な血は健在の様である。
なお、実家が王城のような豪邸なのは従弟・カモシュの母である「バアルおばさん」が一族の始祖の名を継ぎ周辺でブイブイ言わせているため。
姫の生活スタイルを異常なまでに知り尽くしており、周囲からは「ストーカー」ではないかとささやかれている。
後に164話で辞表(未遂)とともに残していた手紙にて本当にストーカー行為をしていたと告白しており、しかも内容は不明だが読んだレッドシベリアン・改が思わず恐怖で涙したほど。また、ザスタルからも「流石に口にできない」と言われてしまった。
次第に姫へ恋愛的(変質的)な感情を抱くようになり、年甲斐の無い独占欲や嫉妬を発揮して醜態をさらすこともしばしば。場合によっては主人であるはずのタソガレにも容赦ない。
また、他の男への嫉妬心や自己嫌悪感を募らせると髪が伸びる。
そのガチな恋愛感情からホワイトデーのお返しなどで濡れ衣を受けたり、周囲からドン引きされたりしているものの、周囲からは姫が来て以降奇行が増えたことに引かれつつ何だかんだ(?)慕われている。