十傑衆(魔王城でおやすみ)

じっけつしゅう

じっけつしゅう

…十傑衆結成の時…あの像の前で我輩たちは誓った。

光を勝ち取ると…！

概要

概要

魔王城に存在する魔物の中で特に優秀な10名の幹部たち。

旧魔王城にある先代魔王ウシミツの像の前にて誓いを立て、結成された。

魔王直属の部下であり、魔王と共に魔王城内の政を取り仕切る。

主な仕事は新人研修や各種大会の企画・運営、勇者パーティ対策など。

頻繁に会議を開いているが、最近は姫の妨害に遭いまともに話し合えていることが少ない様子。

作中では単に「十傑」や「幹部」と呼ばれることも多い。

構成員

構成員

全員がエリアボスを兼任しており、その実力も相当なもの。

勇者戦では各エリアのボスとして勇者を迎え撃っている。

なお、10人中少なくとも男性の7人がキャンプ好きであると判明している。

あくましゅうどうし	レッドシベリアン・改
CV：石川界人	CV：小林親弘
魔王城地下「悪魔教会」のエリアボスを務める悪魔族の魔物。城内の蘇生を一手に担う魔王城の生命線。	文字通り魔王の忠犬である魔獣族の魔物。担当エリアは不明だが、他の十傑衆同様にエリアボスを務める。
ネオ=アルラウネ	かえんどくりゅう
CV：大原さやか	CV：黒田崇矢
植物エリア「秘密の花園（イビルフラワーガーデン）」のエリアボスを務める植物族の魔物。シルモス復帰まで十傑衆の紅一点だった。	炎エリア「古の大火山（クアリエ・アジ＝ダハーカ）」のエリアボスを務める悪魔族とドラゴン族のハーフ。十傑衆の二番手として勇者との戦いに挑んだ。
ポセイドン	ハデス
CV：大塚剛央	CV：谷山紀章
深海エリア「忘れられた深海（ディープキングダム）」のエリアボスを務める神族の魔物。元十傑衆であるハデスは実の兄。	冥界エリアのエリアボスを務める神族の魔物。旧魔王城の主を名乗る。現魔王タソガレに反発し、十傑衆を離脱していたが後に復帰。
m.o.t.h.e.r.	サンドドラゴン
からくりエリア「完璧な楽園(アルファパラノイア)」のエリアボスを務めるからくり族(元魔獣族)の魔物。十傑衆としての仕事をほとんど部下に丸投げしている問題児。	砂漠エリアのエリアボスを務めるドラゴン族の魔物。十傑衆の一番手として、勇者との戦いに挑んだ。
シルモス	ザスタル
魔蟲族生息エリア「絹の森」のエリアボスを務める蚕の魔物。魔法が使える魔女。初登場時点では退職していたが、ある一件以降十傑衆に再着任する。	忘却されていたため担当エリアは不明。精神操作を得意とするエルフの大魔術師。着任してすぐに自分自身の存在を消してしまった為長らく誰にも認識されていなかった。25巻にてようやく復帰。

この十傑衆、連載当初は(当時離脱中のハデスを含めても)10名に満たないのにそう呼ばれていた。

このことは、単行本描きおろしページでネオ=アルラウネが魔王にそのことを尋ねる場面があるなど、作中でも度々ネタにされている。

魔王「色々あるんだ……」

2021年（単行本20巻）に9名目のシルモスが登場。

サンドドラゴン（人間体）追加から2年ぶり、単行本6巻分ぶりの十傑衆追加であった。

そして2023年（単行本25巻）、ついに最後の一人「ザスタル」が登場。

というか正確にはザスタルは諸事情により登場人物たちに気づかれていなかっただけで当初から居たとされた。なんやかんやでザスタル復帰を他の十傑が祝い、やっと全員が集合した。

準(？)メンバー

姫（CV：水瀬いのり）

頻繁に十傑衆会議に乱入し、もはやそれが定番となっている。近年では最初から会議の席にいたりもする。

途中で魔王軍入りし何も知らないゼウスに幹部だと勘違いされていたりと、周囲からは十傑衆とセットで扱われることが多い。

なお、95話で新人の魔物達に「はさみ魔物のすやすや」として紹介され、一時幻の十傑として認識されてしまっていたこともある（98話で姫だとバレたが）。

ゼウス

十傑に居るハデス、ポセイドンの弟。神族であり、兄たちと同等の力を持っているため、十傑たちの会議にも呼ばれたりすることもある。

のろいのおんがくか

大抵のことはこなすことができるマルチな才能を持ち、ギャグ補正込みであるが上記のゼウスとも殴り合えるくらいの実力もある。また、とあるエピソードで姫とタイムスリップしうっかり変えてしまった未来の世界線ではあくましゅうどうしの代わりに十傑衆入りしていた。

シザーマジシャン（CV：諏訪部順一）

m.o.t.h.e.rの部下であるからくり族の魔物。

引きこもりな上司の代理として、遠隔操作できるドールで十傑衆会議に出席したり、新人研修に参加することがある。

関連タグ

関連タグ

魔王城でおやすみ