勇者アカツキ
ゆうしゃあかつき
魔王の徹底したサポートもあって順調に冒険を進めていたが、スヤリス姫の介入のせいで先に進むためのアイテムを手に入れることが出来なくなりいつの間にか正規のルートから外れて迷子になった。
また、魔王の厳重なフラグ管理のもと配置される予定だった支援用アイテムが姫の快眠のために台無しにされ続けているため、当初の想定よりも困難となっており間接的に苦労している。
……と思われていたが、実際にはどんなことにも挫けない某熱血元テニスプレイヤー以上に暑苦しいほどのポジティブさとタフさを併せ持つ熱血漢。本人は善意100%な上に非常に前向きなメンタルで、それ故に極めて厄介。
どのような過酷な状況に置かれても生き残り、(夢の中ではあったが)崖から落とされてもロッククライミングに最適と解釈する。
実際、幼少期に山で遭難しても半年間生き残って帰還するという荒業を成し遂げている。
このため、魔王たちからの評価は「冒険は真面目だが頭がおかしいヤバい奴」な姫を超えるクレイジーサイコといえる(その後、全エリアがハードモードに移行された)。
実力も功績もあり姫と直接会ったこともあるが、姫は一向に彼の名前や存在を覚えようとせず「アなんとか君」としか呼ばれていない。
実はスヤリス姫の幼馴染で婚約者だが、天然で無意識的に姫に危害を加えたり彼女のコンプレックスをバラしたりしているため「好き」と同様に「嫌い」もよく分かっていなかった姫から「悪い意味で太陽みたいな人」と感情剥き出しで毛嫌いされているある意味傑物。
とはいえ、姫の対応も冷静に見るとこちらは悪意満々且つやっていることも非常に酷く、彼の身体能力からギャグになっているだけで彼を更に上回るクレイジーサイコっぷりを発揮している。
名前の由来は諺の「春眠暁を覚えず」からであり、姫がアカツキを覚えないのはそういう運命らしい(作者Twitterより)。
- キショウ
日本刀を振るう侍にも似た魔導剣士。
老け顔だがアカツキより2~3歳上な程度で、誰にも止められないバカ陽気なアカツキに振り回されつつも世話を焼いており、アカツキの良きツッコミ役。
また、姫の王冠にある宝珠から「安らぎのオーラ」を受け取ることで魔王城と空間をつなげる術を使えるが、間接的にアカツキの悪夢を見せてしまったことも……。
- ウェイカー
キショウと共に最初期からいる魔導士。
他のメンバーと違い、名前と職業しか分かっておらずローブで全身を覆っているので素顔も含めて謎になっている。
アニメでは全然喋らず、公式ファンブックに掲載されてない。
その正体は十傑衆の一人・ザスタルが勇者パーティー潜入用に作成した分身であり魔族側のスパイ(25巻第314夜より)。
しかし、分身を作った直後ザスタル(本物)の放った認識阻害魔術が暴走し分身(ウェイカー)を含めたあらゆる人物からザスタルに関する記憶が消えてしまう。
そして、名無しの魔導士として自分が誰かも分からなくなり行き倒れた所をアカツキとキショウに拾われ、「ウェイカー」の名を得る。
後に自分がスパイだった事を知るが、「3人を裏切りたくない」と十傑達に告げた(28巻第352夜〜第353夜より)。
- ライコウ
「マジックフェンシング」で活躍する選手で姫の憧れの人。
数々の功績とその美貌から「貴公子」と呼ばれるが、正真正銘の女性。
大会で金メダルを取ったことを機に勇者パーティに合流する。
衝撃の事実(ネタバレ注意)
以下は単行本25巻のネタバレを含みます
実は幼少期(本編の約15年前)に姫とハイキングに行った際の遭難中、人間界での修行を行っていた魔王タソガレと出会っており、互いに相手を「女の子」だと勘違いして一月半共にサバイバル生活を送っていた(53夜、5巻での直後の書き下ろしページ、257夜、316夜より)。
その際はお互い「ユウちゃん」「まおちゃん」と呼んで仲睦まじく過ごしていたが、救助が来た際にタソガレが肉体時間逆行・記憶操作の魔術を使用した事でそれらの出来事に関する記憶は失われた…と思われていた。
実は修行中のタソガレの魔術の腕が不十分であった為に当時の出来事を覚えており、それ故に現在も「まおちゃん」を探し続けている。
尚、このエピソードによってアカツキ及びスヤリス姫のおおよその年齢が判明した。
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