イフリート(グラブル)
ちょっとはやくち
ガイヨウ
討滅戦イベントに登場する、焔をまとう人型の龍のような体躯をした真っ赤な星晶獣。立派な角を携え、極炎が吹き荒れる大地で主人公を待つ。
討滅戦の他、パンデモニウムに「オリジン」がおり、天司に関係がある可能性を持つ。
討滅戦おなじみの喋る星晶獣であり、加工されていて聞き取りにくい上にちょっと早口。半角カナでの表示はこの風評によるもの。
人間のことを「チイサキモノ」と言って見下しており、襲い掛かる全てを尽く焼き尽くしてきたようで、主人公も同じように焼き尽くそうとしてくる。
それでも他の討滅戦メンバー同様「力試し」的な意図を持っており、自分が敗れた時は、たとえ小さいと馬鹿にしていた人間相手でも「見事」と称えるファイティングスピリットにあふれている。
その喋り方から、一部の騎空士からは「可愛い」と評判が。
ツヨサ
とにかく特殊技が強い。全体高火力攻撃か多段ヒット技で一気にこちらを削ってくる。
特に「インフェルノ」はファランクスIIで70%ダメージカットをしても4桁ダメージをたたき出す。中途半端な戦力ではシャルロッテの50%ダメージカットでも防ぎ切れない。
更に「呪い」「灼熱」のデバフを撃ちこんでくる。そのため、マウント(弱体化の予防)要員か特殊技を受けても大丈夫なくらいに強化された編成でいかないと速攻で灰にされる。
(水属性のマウント所持者は非常に少なく、ほとんどの人がカタリナを選ぶ。リミテッド及びデフォルト、水着の3種類で所持しているのも理由の一つか)
ゼノ・イフリート
「ワガナハ、ゼノ・イフリート!シンナルホムラノ、ゴンゲナリッ!!」
上級者イベント「撃滅戦」にて登場した、六道の力を宿した「ゼノ」シリーズの一角。撃滅戦イベントで最初に登場。
ケモノっぽさ溢れる体躯はどこへやら、破戒僧と言わんばかりのゴツい坊主頭の修羅っぽくなられてしまった。ケモノの名残は口元の牙と末端、それと尻尾だけである。
天衣からは常に焔が噴き出ており、OD状態、もしくは体力を半分切ると噴き出る焔の激しさが増す。ぶち壊れた時計台がくべられたマグマだまりのような台座で仁王立ちし、気を練りつつ主人公達を灰にせんと襲いかかる。
相変わらず人間を「オロカナニンゲン」として下に見る性格は変わらないものの、六道の力を宿した自分ですら破る力を見せつけられると「その魂に宿る焔、決して絶やすなよ」となんか体育の先生のような誉め方をしてくれる。通常のイフリートよりは少しだけ遅くなったが早口は健在。
ゼノノツヨサ
その強さは「規格外」。六道の力を宿し、撃滅戦がどういうものかを初見プレイヤーに思い知らしめた。
まずエクストリームの道中はさほど苦労する事は無いが、それを抜きにしても道中で一撃も食らいたくないと思わせるほどに本丸にいるゼノ・イフリートは強い。何がって技の全てが絶望的に強い。
「紅雫」と「ファイアV」は全体攻撃且つ虚脱(奥義ゲージが減るデバフ)と灼熱などを付与してくる。これはまだ可愛い方で、体力を半分切ると演出が入り、奥義パターンも変わる。
まず「獄炎」だが超多段ヒットかつ一撃が300~800を超えるため、素受けした時は全滅案件になる。しかもこの技、HELLでは特殊行動に組み込まれるため、体力調整を見誤ると絶望の淵に立たされる。
そして最も恐れるべきは彼の代名詞「インフェルノ」と「魂魄灰滅」である。
「インフェルノ」は普通に破壊力が高く、ファランクスⅡを以てしても3000以上くらう。マルチに入る事はできる中級ユーザーはまずこれで全滅する。
更にいつも通りの呪いと灼熱を与えてくるわけだが、灼熱のスリップダメージも平気で800~1500をいく。スリップダメージは防御無視のため、壁役として活躍できるはずのイングヴェイを殺す決定打になりかねない。その代りインフェルノはHELLの高難易度かマルチバトルでしか発動せず、それも一回きりで済むのでトリガーをわかっていれば怖くはない。
そして「魂魄灰滅」だが、一撃で3万を超える致命的ダメージを与えてくる上にその効果が嫌らしい。効果を簡単に説明すると「アグニスの裁きの炎が時限即死効果を持った」である。
数ターン以内に解除しなくては例え耐えられても即死し、しかもその間スキルを使うと他の誰かもその技をくらってないのに灰になるのである。
圧倒的な破壊力と全てを焼き尽くさんとする様々な奥義を引っ提げたゼノ・イフリート撃滅戦は、開催当日阿鼻叫喚に包まれ、更に報酬として手に入る武器の高性能っぷりと入手難易度の高さも相まって多くのユーザーが文字通り身を粉…いや、灰にしていったのであった。
2020年6月開催の撃滅戦では、召喚石としてのゼノイフリートも実装される事になった。入手に必要なトレジャーも撃滅戦でしか入手出来ない物があるので、ゆっくり考えたい場合でも撃滅戦限定トレジャーだけは入手しておく事。ちなみに、撃滅戦で入手出来る召喚石としては性能が破格気味である。
なお、六道とは仏教用語。仏教版天国と地獄(とその中間世界いくつか)の事である。この六道にあてて考えられているのか、討滅戦のボスはソースの宗教が違えど、そのほとんどが天国もしくは地獄に関わりのある存在ばかりである。
そのはずだが、彼の元ネタはイスラム経典における堕天使のようなものであり、特別死者をどうこうするなどと言った役割を持った存在ではない。
シャドウバァス
同じCygames制作の対戦型デジタルカードゲーム『Shadowverse』では、グランブルーファンタジーをテーマにしたカードパック「十天覚醒」にて参戦した。
カード名 | ゼノ・イフリート |
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種類 | フォロワー |
クラス | ウィッチ |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 6 |
進化前 | 攻撃力:5 体力:4 |
能力 | 結晶 3; カウントダウン 5 |
自分のターンごとに1回、自分がフォロワーをプレイしたとき、それを+1/+0する。 | |
自分のターン開始時、自分の残りEPが相手より多いなら、このカウントダウン を1進める。(進化可能でないターンの残りEPは0) | |
ラストワード ゼノ・イフリート1体を出す。 | |
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場に出たとき、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに3ダメージ。 | |
進化後 | 攻撃力:7 体力:6 |
能力 | |
CV | [[]] |
収録セット | 十天覚醒 |
※結晶…プレイするのに十分なPPがなく、自分の残りのPPが結晶の値以上なら、結晶能力のみを持つアミュレットとしてプレイできる能力。
※カウントダウン…アミュレットに設定された数字がターン開始ごとに1減る能力。0になると破壊される。
※ラストワード…場から破壊されたときに発動する能力。
星晶獣であることを再現した結晶能力を有する。能力によって、主に後攻だった場合にカウントダウンが進みやすい。
さらに結晶状態だと、自ターンごとに1回フォロワーをプレイしたときにバフを行う能力を持つ。このためピースキーパー・ヴィンセントと相性がいい。
本体は、場に出たときに相手リーダーと相手フォロワーすべてに3の全体ダメージを与えるというもの。ファンファーレではないため、結晶のラストワードなどで場に出た際も発動する。
同弾に登場したフュンフのカードと組み合わせると強力だろう。
カンレンタグ
コロゥ ウォフマナフ コキュートス(グラブル) ディアボロス(グラブル) サジタリウス(グラブル) ケルベロス(神撃のバハムート) フェンリル(神撃のバハムート) 討滅戦仲間
イグニスドラゴン:アニメ版シャドウバースのコラボイベント『ビヨンド_ザ_スカイ』に登場するコラボ召喚石。性能がゼノイフリートと似たような箇所があるだけでなく、こちらの方が4凸難易度も低くなっている。ゼノイフリート撃滅戦の次回開催までのつなぎとしても有効だろう。