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二ノ国(映画)の編集履歴

2020-12-29 02:50:16 バージョン

二ノ国(映画)

えいこうのざんがい

ゲーム作品『二の国』のアニメ映画化作品。 監督をスタジオジブリ出身のアニメーター百瀬義行。音楽を久石譲。脚本を日野晃博が担当した。 2019年8月23日公開。

概要

レベルファイブが製作・販売している人気ゲームシリーズ二ノ国のアニメ映画化作品。

二ノ国は、ゲーム最新作が製作・販売されたのが2012年であり、映画はそれから7年後となる2019年に制作・公開された。

ゲーム作品の段階でスタジオジブリと協力して製作しており、映像と音楽の両面でスタジオジブリからの影響が強い作品であった。

その為か、本作品も映像面と音楽面でいえば、原作同様スタジオジブリを彷彿とさせる。

最終的な興行収入は4.1憶円。


あらすじ

本作はゲーム作品とは異なり、設定こそ原作から引き継いでいるが、映画の為に製作された完全オリジナルストーリーであり、当然のことながら登場する人物も全て完全オリジナルキャラクターであり、ゲーム登場キャラクターとは何のつながりもない。

また、日野晃博氏によって、「本作は二ノ国Ⅱから数百年後の世界」と明言されている。

また、小学生をメインターゲットしていたゲーム作品とは異なり、当時ゲームを購入していた世代をメインターゲットした為か、キャラクターの年齢層が上り、ストーリーも母を助けるために少年が冒険するファンタジー重点を置いていたゲーム作品とは異なり、二ノ国を舞台に繰り広げられる三角関係が軸に置かれている。


主なキャスト


ユウ

本作の主人公。幼少期に事故で下半身付随となる。養子で、車いす生活を送っている。

幼なじみであるコトナのことが好き。


ハル

ユウの幼なじみ。コトナと付き合っている。


コトナ

ユウの幼なじみ。ハルの彼女。


アーシャ

二ノ国のエスタバニア王国の王女。コトナと魂を共有している。



評価

人気ゲーム作品を原作としているとは思えないほど、酷評された映画

本作が公開された同年の同月には同ジャンルの映画作品として酷評を受けたドラゴンクエストユアストーリーと言う作品があるが、それに輪をかけて酷い評価を受けている。

それは興行収入と言う結果にも表れており、最終的に14.2憶円の興行収入を記録したユアストーリーに対して、本作は10億円も低い4.1憶円で終わっている。

スタジオジブリが全面的に協力していたゲーム作品とは違い、監督がジブリを抜けたこともあってか、作画に関してもところどころ欠点を指摘されているが、最大の問題はシナリオ


とにかくシナリオに酷評の全てが集約されており、褒められている点が一つもない。

どこがどのように悪いかを言うとすれば、映画の内容を一から十まで書き記すことになるので差し控えるが、一言で言えば、設定も何もかもが破綻している。


往年のファンほど、「この作品の出来に失望した」という声は多く、この作品によってレベルファイブの評価にすらも傷をつけたと言って良い

以前から、脚本を担当した日野晃博氏のゲーム作品以外での脚本製作能力に関しては酷評されていたが、この作品によって脚本家としては致命的と言ってもよいくらいに低評価を受けてることになった。


関連タグ

ドラゴンクエストユアストーリー

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