遊星王子
ゆうせいおうじ
遊星王子とは、宣弘社製作の特撮番組。
概要
『月光仮面』に次ぐ宣弘社の特撮ヒーロー番組の第2弾であり、日本初の宇宙人を主人公とするヒーロー番組。1958年から1959年にかけて日本テレビ系列にて全4部全49話が放送された。
和製スーパーマンをコンセプトに作られた『月光仮面』の路線をさらに推し進め、よりSF色を強めたものになっている。
本作は東芝商事による子供向けテレビドラマ台本の懸賞募集が基になっているおり、当時明治大学を卒業し、宣弘社に入社したばかりの伊上勝が一晩で書きあげた脚本が入選。そのまま原作採用されて番組化したものである。そのため事実上の原作者は伊上勝である。
後に一部キャスト・設定を変更した劇場版が二作作られている。
あらすじ
街頭で靴磨きをしている謎の男性ワクさん。彼の正体は宇宙からやって来た正義の使者、遊星王子だった。
遊星王子は地球を宇宙連合に加えるべく円盤に乗ってやって来たが、事故で墜落し200年の眠りについていた。そしてダム工事の影響で目を覚ましたのだった。
変幻自在・神出鬼没、円盤に乗って空を飛び、超能力を駆使する遊星王子は、地球人の武田刑事や君子・誠姉弟と協力し、様々な悪に立ち向かう。