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1 概要2 関連タグ三畳紀前期に生息していた軟質類。
名前の意味は「トカゲ魚」。
全長100〜150cmに成長した大型魚で、海水魚であったらしい。
全長の3分の1を占める顎と細身の身体が特徴。口には鋭い歯が無数に並んでおり、獲物を引き込むのに適していた。
体型から考慮するに、高速で表層を泳ぎまわり、大型の獲物に突進して仕留める生態であっただろう。
翼竜のランフォリンクスに食らいついた状態の化石が発見されており、翼竜を捕食することがあったことが分かっている。この化石の場合、小魚を狙って水面すれすれを飛行していたランフォリンクスをめがけて水中から突進し、飛び出して仕留めたものと思われる。
また、狩りではなく沈んだ死骸を啄もうとしたところ、歯が皮膜に絡んでしまい取れなくなって死亡したという説もある。