Lタイプ(ガンダムF90)
えるたいぷ
概要
ロングレンジ(狙撃)タイプ。
各種センサーを搭載し、実体弾射撃も可能な折り畳み式長距離狙撃用マルチビームライフル「ロングレンジライフル」を装備。大出力を要する装備の為、背部の接続部にサブジェネレーターを装備し出力を上げているがこちらも1号機とII仕様で本体の差による若干のスペック差異が見られる(1号機仕様ジェネレーター出力:3570kw、F90II仕様ジェネレーター出力:4290kw)。両腕部に自衛用装備として中距離ミサイルを用いる連装ミサイルランチャーを装備し右肩にはバックパックから移設されたビームサーベル二基、両足にロングレンジライフル用Eパック、左サイドスカートにロングレンジライフル用実体弾弾帯一基(7発分)左肩にロングレンジライフル用の大型精密照準補佐センサー群を搭載する。
ロングレンジライフルはビーム射撃時は狙撃用の高収束メガ粒子ビームを筒状Iフィールドの機能によりビームの速度変化とビーム軌道変化による超長距離狙撃が可能で、実弾射撃時は発射前に入力されたプログラムで打ち出された弾に内蔵されたスラスターによって一回のみ一定の角度、方向転換が可能である。ロングレンジライフルはフォーミュラシリーズ関係の機体であればF90、F90Ⅱ以外の機体も運用可能。
漫画『機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統』では宇宙世紀0123年のコスモ・バビロニア建国戦争においてフロンティアサイドに向かうクロスボーン・バンガードの宇宙移動要塞イルルヤンカシュ攻撃戦でナナ・タチバナのF90Ⅱがこの装備で出撃し、超長距離狙撃でビームシールドの虚を衝くなどで多数の敵を撃破すると言う戦果を挙げた。しかし敵の反撃に遭い、しかも試作型バイオコンピューターの調整が不十分だったため接近戦には対応できずシステムエラーを起こして起動不能となってしまった。だが戦闘とは別な家庭の事情などが影響し機体とパイロットは無事に回収されている。