この記事にはネタバレ要素があります。ご了承の上閲覧下さい。
《ワタシ──私は、シエル。神智核であり、能力を統合する者。リムル様の〝魂〟と共にあり、主の補助を行う者です。リムル様、幾久しく宜しくお願いします》
*ここでは進化前の大賢者と智慧之王についても触れます。
概要
シエルとはリムル=テンペストがスキルに名前をつけることで生まれた神智核(スキルから発生した意思)である。大賢者であった頃からかなり自由に喋っていたが、進化し、名前を得たことで明確な自我が芽生えた。スキルなので性別などは無いと思われるが、自分のことを「リムル様の正妻(自称)」と呼んでいたので、女性に近いのかもしれない。
アニメ版だと大賢者は瞳が深紅に染まるので、シエルさんもそんな感じなのかもしれない。
愛称は「シエルさん」「シエル先生」
ファンからの愛称は「リムル様の正妻」
プロフィール
出演作品 | 転生したらスライムだった件 |
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主 | リムル=テンペスト |
進化過程 | ユニークスキル「大賢者」→究極能力「智慧之王」→神智核「シエル」 |
能力 | 思考加速・未来攻撃予測・解析鑑定・並列演算・統合・分離・詠唱破棄・森羅万象・食物連鎖・思念支配・法則支配・属性変換 etc |
担当声優 | 不明、しかし大賢者と智慧之王は豊口めぐみ |
人物
完璧主義者かつ、超が付くほど博識。リムルの知ってる雑学は勿論のこと、明らかに知らなそうな知識についてもとても明るい。
(例:ランドルト環、TNT火薬についてなど)
そのうえ新しい知識にも貪欲で、配下だけではなく敵の技術や能力も常に取り込もうとし、ジャンルもほとんど問わずに、スキル系、魔法系、聖霊工学、魔導工学、生物学、鍛治、音楽、料理に至るまでと、ありとあらゆる知識を吸収して日々進化を重ねている。
リムルは画期的な発想力はあるが、実現できるだけの技術や知識がないためそこはシエルを頼っており、リムルの発想をシエルが実現してるという形である。リムル本人曰く、「シエルさんは俺の能力なんだから俺が頑張っているのと同義」らしい。
・・・間違ってはいないがはっきり言って微妙なラインである…
だが、リムルの考えを一瞬で100%理解し、それを最短効率で適切に行い実現できるのは絶対の信頼関係かつ、お互いの力を理解してる故の連携プレーであるため、最高のコンビと言えるだろう。
しかしシエルに頼り切りな自覚はあるのか、リムルはシエルに対して「さん」や「先生」と敬称を付けて呼ぶことが多い。
能力や人材の管理なども徹底しており、リムルと相談して適切な箇所に能力にあった仕事をさせている人事のプロ。配下の研究成果や修行成果などの情報収集も常に怠らず、新たな可能性を模索している。
また諜報特化の部下に命じて、他国の情報や状況、不正・弱みなんかも集めており、外交などの直接のやり取りはリムル本人がしているが、どんな状況でも対応出来るよう完璧なサポートは忘れない。
またリムル本人は音楽など全くわからないが、シエルは記憶を元に作曲、あるいは再現まで可能。料理や建築なども同様で、国の発展に多大な貢献をしている。
チートすぎない?
趣味
前述の通り能力の収集に励んでいるのだが、一人が持てる能力には限度があるため、強くする為には取捨選択は絶対に必要。しかしその性格上、「能力は強くしたいし、沢山欲しいけど、捨てるのは嫌だ」という考えのため、能力を進化・最適化して強くしている。リムル曰く魔改造。
リムルは強くなるために他人を傷つけたり迷惑をかけたりすることを絶対に禁じてるため、シエルもそのようなことはしないが、大賢者時代から(リムル以外に対して)Sっ気が強いため、割と何でもする。
(例:巨大カブトムシを戦闘特化の強力な魔人に進化させた。自分のスキルを元のスキルの原型が無くなるレベルまで改造進化した)
上述の魔改造について非常に楽しそうに語るためリムルは若干引いていた。
経歴
元は三上悟が死亡する際に「大賢者も夢じゃなかったかもしれない」と考えたことにより生まれたユニークスキル「大賢者」。
リムルが魔王になり究極能力(アルティメットスキル)智慧之王へと進化し、スキルに名前を付けて可愛がるような変態に「シエル」と名付けられ"世界の言葉"すらも隠蔽してのける、秘匿モードに開眼したもの。
機械的な口調だったのが、かなり流暢になり、演算速度その他諸々の性能も向上した。
リムルとの関係
スキルではあるのだが、リムルと最も付き合いが長いためリムルからの信頼は非常に厚い。常に一心同体であり、どんな取り組みに対しても二人で行う。シエルはリムルに絶対服従だが、リムルはシエルの意見を常に聞いて行動しており、シエルも心からリムルのためを思い行動している。
大賢者の頃からある程度自我があるような様子は見せていたが、シエルとなり完全な自我が芽生えてからはかなり感情の入った発言をするようになる。
リムルの正妻を自称しており、嫉妬深いのか、女絡みだと露骨に不機嫌になりやたらと非協力的になり、(スキルのくせに)命令を拒否することも珍しくなくなる。またハメを外しすぎたりすると呆れられたり、怒られたりする。主従関係はリムルが完全に上なのだが頭が全く上がらないのだ。
このような関係から妻の尻に敷かれている夫、熟年夫婦にしか見えないと言われることも多い。