概要
日本海の敦賀湾に面し、古くから陸海の交通の要衝となっていた。
街道沿いには氣比神宮が鎮座して鳥居前町が形成されて、敦賀港とともに発展。
明治期に短期間(現在の福井県の領域を統轄した時期は3年半)県庁所在地だったこと、第二次世界大戦前からに市制を敷いた点や、市街地の規模から、嶺南地方の代表都市でもある。
1960年代以降、原子力発電所や関連施設を誘致もしている。
江戸時代に日本海側から大坂へ至る北前船の寄港地であったことから、昆布の加工も盛ん。
工業では東洋紡・敦賀セメント・永大産業などが拠点を置き、東洋町・呉羽町(東洋紡に合併した呉羽紡績が由来)・永大町といった地名もある。