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IrisXeGraphicsの編集履歴

2021-06-19 16:05:20 バージョン

IrisXeGraphics

あいりすじーぐらふぃっくす

Intelが開発したグラフィックのブランド名。

概要

tiger lake(第11世代)のCPU内蔵グラフィックてある。但し、同世代のcore-i3では採用されていない。

Intelにとっては1998年発表のIntel 740以来の単体GPUとなる。


歴史

(以下引用)

2018年4月に、インテルはデータセンターとPCゲーム市場の両方をターゲットとするディスクリートGPU 開発チームを編成し、NVIDIAとAMD双方と肩を並べつつあると報道された。この報道の裏付けとして、業界では、今まで同社のグラフィックス部門に100人以上の欠員があり、そのため2017年後半に元Radeon Technologies Group (AMD)の開発リーダーであるラジャ・コドゥリを引き抜いたとの噂がささやかれていた。開発中の新製品のコードネームは「Arctic Sound」とされた。当初、このプロジェクトはデータセンターのビデオストリーミングチップを対象とするとされていたが、のちにデスクトップ向けGPUにまで拡大された。


2018年6月、インテルは2020年にディスクリートGPUを発売する予定であると正式に発表した。


2019年9月、アメリカのテクノロジー情報サイトであるhothardware.comは、「Xe Graphics(正式には "Gen 12")では、従来のIntelのGPUの命令セットアーキテクチャ(ISA)が大幅に変更され、事実上すべての命令エンコードが変更される」と報じた。また、Xe Graphicsは、 Tiger Lake製品と同梱される予定であると報じた。


2019年10月には、最初の「Xe」ディスクリートGPUである、「Xe DG1」がテストを開始した。


イギリスのテクノロジー情報サイト、hexus.netの2019年後半のレポートによると、ディスクリートGPUは2020年半ばに発売される予定。データセンターおよび自動運転アプリケーション向けに、GPU/CPUの組み合わせ(GPGPU)製品も期待される。当初、製品は10nmプロセス(2021年には7nmプロセス)で製造され、新しい3Dチップ技術であるIntel Foverosダイスタッキングパッケージテクノロジーを採用する予定だった(詳しくは3Dダイスタッキングを参照されたし)。


2019年11月17日、インテルは汎用HPC/AI向けGPUである、「Ponte Vecchio」を発表した。このチップは、Intelの2.n次元パッケージング技術である「Embedded Multi-Die Interconnect Bridge」(EMIB)と3次元パッケージング技術であるFoverosを7nmプロセスで採用するための試作品である。これは、アメリカ合衆国アルゴンヌ国立研究所で、2つのIntel Xeon(Sapphire Rapids世代の製品)CPUと6つの「Ponte Vecchio」 GPUで構成される計算ノードを備えた、新型スーパーコンピューター 「Aurora」で使用される予定。


2020年1月、「Xe DG1」を開発者向けに発表。


8月13日、Intel Architecture Day 2020にて、Xe-HPC、Xe-HP、Xe-LPに続いて、2021年にはGDDR6とレイ・トレーシングをサポートしたゲーミングPC向け「Xe-HPG」(以前の開発名は「Xe DG2」)のリリースが予定されていると発表した。


11月1日、それまで「Xe DG1」(Xe-LP)とされてきたGPUを「Iris Xe」として、Iris Xeブランドからノートパソコン向けのディスクリートGPU「Iris Xe MAX Graphics」を発表。「Intel Deep Linkテクノロジー」によって、第11世代Intel Coreプロセッサ(Tiger Lake)と連携した動作が可能。11月11日にはデータセンター向けとしてXe-LPを採用した「Intel Server GPU」を発売した。


2021年1月27日には、「Xe DG1」の一つとしてデスクトップ向けのディスクリートGPUを搭載したグラフィックカードを発表。OEM供給され、ASUSなど2社から発売される予定。ブランド名は「Iris Xe MAX」と同様、「Iris Xe」とした。ASUSからは「DG1-4G」の名で発売される。


引用元


性能

ベンチマークによると、Geforce GT 1030を僅かに上回る程度。

とはいえ、今までのノートPC(ゲーミングノートを除く)ではプレイすることすら出来なかったゲームが遊べるようになったことを考えると大きな進化である。

その気になればMinecraftなど軽めのゲームはもちろん、ApexLegendsなどそこそこスペックを要求されるゲームをプレイすることも可能。

(注:尤もフレームレートはそこまで低くはないが高くもないのでやりこみたいなら普通にゲーミングPCを買ったほうがいい。あとマイクラはmod次第。)


筆者個人の意見としては 学生が一番恩恵を受けそう。

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