太平洋深海棲姫

たいへいようしんかいせいき

艦これ春2019イベントにて登場した深海棲艦である

ノコノコト…ヨク…キタッ！

…ウレシイゾッ！

ワタシノ…スベテデ…カンゲイ…シヨウ…カッ！

コレイジョウ…ハ…ヤラセナイッ！

ココデ…スキ…カッテハ…

サセル…ツモリハ…ナインダヨォッ！

概要

太平洋深海棲姫は、2019春イベント「発動!友軍救援「第二次ハワイ作戦」」にて新しく登場した、【姫】級の深海棲艦である。

　　　モット…モットヨ…！　　　　　　　　スコシハヤルノネ…。

純白を基調として蒼く光るオーラを纏っている（初期に実装された鬼・姫はどれも赤系のオーラであり、青系統は2014年以降に登場したカラーリング）。

軍服風の服装にショートパンツとサイハイソックスという服装で、頭には小ぶりな略帽を被っている。なお履いている靴のヒール部分が背骨を報復させるデザインになっている。

クッ…ナマイキナ……。ココデスキカッテハ…サセナイ…！

Repair シテクルカラ、マッテナサイ……ッ！

艤装としては手に杖を持っており、後半身の骨格が剥き出しになった赤ん坊のような手を持つ白鯨のようなものを従えている（こちらが本体かは不明）。「鯨」の口の中には人間のような歯並びが前後二重に存在しており、深海棲艦伝統（？）の「歯を剥いた口」の意匠を受け継いでいるのが見て取れる。

杖は長砲身の連装砲を模した杖頭に、鎌状に湾曲した背骨状の石突というデザイン。「鯨」の背中には主砲二基が背負い式に据え付けられ、その後ろにはコロラド級戦艦の籠型マストの脚部に似た尖塔が聳えている。

ハナシニナランナ！

　　 オハナシニ……ナラナイワッ！

最終形態である「壊」では帽子と杖を失い、「鯨」の口から青黒い液体を垂れ流すようになる。

Oh my god...! コノワタシガ…ココデ、コノウミデ、コンナヤツラニ……バカナ…ッ！

エッ…アタタカイ…。ウカンデユク…。

Admiral...Friend freet...! そうか、今なら私は…素敵じゃない…！

主に背後の「鯨」のせいだがとにかく絵面がデカい。

砲撃戦などでの攻撃ターンでは、画面のほとんどを占領してしまうほどである。

また攻撃ターンの写りを考慮した結果からか、戦闘前の立ち絵で人側を画面中央に配置したせいでかなり左寄りのグラフィックになっている。そのためどことなくアンバランスな印象さえ感じさせる。

「鯨」の元ネタとしては、コロラド州に伝わる都市伝説に登場する鯨に似た怪物「Slide Rock Bolter」（意訳すれば『岩雪崩の丸呑み屋』程度の意味だろうか）が挙げられている。