黒衣鯖人
くろいさばと
黒衣鯖人とは、「無限の住人」のキャラクターである。
概要
天津影久を幼少の頃から知る逸刀流の古参の武士。鎧兜を身に纏った巨漢である。
無天一流襲撃に参加し、浅野凛の父親を殺害した人物である。女性への究極の愛情表現は死である、と考えている猟奇的感性の持ち主であり、かつて妻を愛するあまり殺して剥製にし己の右肩に縫い付けた狂人である。凜の母親も器量よしであったために気に入り、剥製にして左肩に移植するという凶行に及んでいる。本人はこれを「女性賛美が行き過ぎた」と称しているが、実際の所はフェミニストでも何でも無い只の倒錯した変態である。
その変態ぶりは留まるところを知らず、自分が親を殺したせいで孤児となった浅野凛に対しても偏執的な恋心を抱き、詠で綴った恋文を2年間に渡って毎日送り続けていた。
後に万次の協力を得た凜の復讐第一号に選ばれるが、その止めどない変態振りはまるで変わらず、むしろ「共に殺し合うことで愛する凜と永久に結ばれる」と喜ぶ始末であった。こんなどうしようも無い変態であるがその剣術は凄まじく、手裏剣のような暗器で人を真っ二つにしたり、肩を後ろに170度回せる体質を活かした後ろ回し斬りで万次を叩き切る技前を見せつけた。
名前の由来はおそらくブラック・サバス(ちなみに作者はファンを公言している)。