エルザ・グランヒルテ
えるざぐらんひるて
「ああ、今のはとても、感じたわ」
プロフィール
誕生日 | 4月29日(死肉) |
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年齢 | 23歳 |
身長 | 168cm |
CV | 能登麻美子 |
人物
一章において、スバルたちの前に現れた謎の女性。
その正体は『腸狩り』の異名で恐れられる悪名高い暗殺者にして快楽殺人鬼で、人の腹を捌き、中身を観察することに快感を覚える異常性癖の持ち主。また、壮絶かつ血生臭いギリギリの戦いに至上の悦楽を見出す狂気のバトルジャンキーでもある。
スバルも何回か捌かれることとなり、一章におけるバッドエンドの主要因となっている。四章においても、エルザの存在がスバルを始め多くの人物の障害となって立ち塞がる。
何者かの依頼によってエミリアの徽章を狙っており、度々行方を阻むが背後関係は書籍時点では不明。
何度目かの死に戻りの際に介入したラインハルトによって、その正体は人間ではなく吸血鬼であることが判明している。
二振りのククリ刀のようなナイフや暗器の投擲を武器とし、身体能力も非常に高い。また、常人にはない異常な回復能力を持つ。基本的には素早い身のこなしで相手を翻弄しながら斬りかかる暗殺者らしい戦闘スタイルだが、本気を出すと完全な二刀流となり、先述の嗜好から更に興が乗ると、回復能力を盾に半ば防御を捨てた怒涛の攻めを行うこともある。
羽織っている紫のマントには魔法攻撃を一度だけ無効にしてくれる術式が編み込まれており、これでピンチを凌いだ事も何度かある。
(本人曰く、「重くて嫌いだけど。」と言っているが、「備えはしておくものね。」と言う考えの下で基本着用している。)
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ネタバレ
第四章において、魔獣使いメィリィと共に屋敷に襲いかかり、再びスバルの行く手を阻む。
なんどもスバルらの命を奪うが、何度目かのループで事を上手く運んだスバルに差し向けられたガーフィールによって殺害される。
しかし、首を絶たれない限りは何度か復活が可能だが半ばゾンビに近い状態と化しており同じく蘇ったウルガルムと共に半狂乱状態でスバルに沿いかかるが、偶然スバルが禁書庫に逃げ込んだ扉を開けた際に起きたバックドラフトの炎の中でウルガルムと同時に消えた(小説版のみ。アニメでは完全にガーフィールが手を下した)。
……余談だが、スバルにとっては因縁深い相手なのは確かだが、実を言えばifの世界では意外な事にメイリィと共にスバルの心強い味方として行動する事もある。彼女が味方となるルートでは必ずスバルにとっては強力な味方として活躍しており、場合によっては彼を守るために身を犠牲にする行動も取るなどヒロイン的ポジションも担っていた。圧倒的な格上の相手であるレグルスとの戦闘ではスバルが彼の弱点を見抜いた事で勝利を収めたりしている。