概要
MF文庫J([[KADOKAWA)で刊行のライトノベル。
略称は「なぜ僕」。メディアミックスとして、月刊コミックアライブでのコミカライズ、RPGアツマールでのゲーム化が決定した。2018年4月号よりコミカライズの連載が、2018年10月25日よりゲームが公開がされた。2019年3月時点でシリーズ累計発行部数は23万部を突破している。
ストーリー
地上の覇権を争う五種族の大戦が、英雄シド率いる人類の勝利に終わってから100年後。人類庇護庁に所属するカイは、ある日目の前で世界が「上書き」される場面を目撃する。書き換えられた世界は英雄シドの不在により人類が五種族大戦に敗れた世界だった。
「上書き」された世界(別史)で、「上書き」される前の世界(正史)での同僚に出会ったカイは、そこで自身が全ての人間から忘れられた存在になっていることを知る。
別史に存在するはずのない「墓所」で神秘の少女リンネと出会ったカイは、この書き換えられた運命を打ち破ることを決意し、英雄のいない世界で、英雄の剣と武技を継承し、地上に君臨する強大な敵種族に戦いを挑む。
登場人物
- カイ・サクラ=ヴェント
本作の主人公。人類庇護庁に所属する少年兵。ある日目の前で世界が「上書き」される場面を目撃し、正しい歴史を取り戻すために奔走する。
- リンネ
別史に存在するはずのない墓所の内部で囚われていた少女。
様々な種族の特徴を合わせ持ち、天魔と呼ばれる存在。
- ジャンヌ・E・アニス
正史でのカイの幼なじみ。別史では「霊光の騎士」と呼ばれるウルザ人類反旗軍の指導者となっている。
関連動画
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ナレーションは鬼頭明里