東映版スパイダーマン、第7話「おそろしきヒット曲!歌って踊る殺人ロック」に登場した。
CV:飯塚昭三
概要
サソリのマシーンベム。
スペクトル光波探知装置の開発を妨害する事が任務。製作者である早乙女博士と村井所長を殺害しようと、その命を狙う。
頭部からは毒針を発射し、人間を瞬時に殺害する。地中を掘り進んで移動し、染み状の模様の中から出現する。
暴君竜同様に、自身を縮小させる事も可能。
巨大化能力も当然有しており、スパイダーマンと吊り橋で戦っている際、ストリングスに巻き付かれ転落。その直後に巨大化して、レオパルドンと戦った。
アークターン、ソードビッカーの連続攻撃に敗れる。
劇中での活躍
巷では、人気のロックグループ、小林幸太郎とBB5の歌う「スパイダーマンブギ」がヒットしていた。
その一方、政府の依頼を受けた宇宙科学研究所では、早乙女博士と村井所長により、鉄十字団を探る「スペクトル光波探知装置」が開発されていた。
しかし、研究所はサソラーに襲撃された。拓也はスパイダーマンとなって研究所に赴き、鉄十字団を退却させる。
モンスター教授は、「スパイダーマンブギ」を利用した新たな作戦を立案。
クモが嫌う超音波を放つエレキギターを持たせた、小林幸太郎とBB5のサイボーグを作り出し、本物とすり替えた。
拓也はスパイダーマンブギを聞いて苦しむが、その原因はわからないままだった。
その後、拓也は隠れ家にて早乙女博士がサソラーに襲われた事を感知、スパイダーマンとなって駆けつけるが、博士は殺害されていた。
その後、鉄十字団は雑誌「週刊ウーマン」を用い、スパイダーマンブギを更にヒットさせ、町中に流し続ける。
村井所長を奥多摩の隠れ家にて守ろうとするスパイダーマンだったが、サイボーグの小林幸太郎たちは奥多摩でも歌い出した。
苦しむスパイダーマンは、完成した探知機で、歌っているのがサイボーグのロックグループであり、全てが鉄十字団の作戦である事を知る。
小林とグループを撃破したスパイダーマンは、巨大化したサソラーとレオパルドンで戦い、これを撃破。村井所長を守ったのだった。