概要
デスモスチルスの近縁種で大きさ2メートルくらい。
しかし体型はやや華奢で、歯も原始的だった(この仲間は奥歯が変な形をしていて、昆布巻きを6本ほど束ねたような形をしていた)。
学名の意味は「昔の不思議なもの(パレオ=昔、パラドキシア=パラドックス=不思議)」
日本やアメリカの海岸付近に生息していたが大半の化石は日本で見つかっている。
生息年代:第3紀中新世中期~後期
日本で全体化石が見つかっており、復元した物は博物館で見られる。
なおこの仲間は手足が横から出ており、どちらかといえばトドのような格好をしていたようだ。