パレオパラドキシア
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ぱれおぱらどきしあ
哺乳綱束柱目デスモスチルス科の古代哺乳類。
デスモスチルスの近縁種で大きさ2メートルくらい。
しかし体型はやや華奢で、歯も原始的だった(この仲間は奥歯が変な形をしていて、昆布巻きを6本ほど束ねたような形をしていた)。
学名の意味は「昔の不思議なもの(パレオ=昔、パラドキシア=パラドックス=不思議)」
日本やアメリカの海岸付近に生息していたが大半の化石は日本で見つかっている。完全な骨格は4例しかなく、うちのひとつは福島県伊達市で発見されている。ほか、日本では岐阜県土岐市、瑞浪市、埼玉県秩父市、小鹿野町、岡山県津山市、群馬県安中市で発見。福島で発見された化石は会津若松市の福島県立博物館に収蔵されている。
生息年代:第3紀中新世中期~後期
なおこの仲間は手足が横から出ており、どちらかといえばトドのような格好をしていたようだ。
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