概要
輝く銀髪に金銀妖瞳(へテロクロミア)をそなえた美貌を持つ魔王。吸血鬼族の真祖の姫君で、西方聖教会が信仰する唯一神ルミナスの正体。人間が幸福だとその血が美味と言う事から人間を保護し、少量の血液を密かに奪いつつも平穏な暮らしを与えている。ただし、信仰心を利用して国を維持しているのは配下であり、当人は奥の院にて隠遁している。そのため、リムルからは密かにものぐさ疑惑をかけられる。
高貴な育ち故に品が良く鷹揚な性格をしているが、二千年前に自慢の都を破壊したヴェルドラの事は怨んでおり、ヒナタらとの和解の宴の際には恨みを全力で晴らしていた。今はあまり嫌っていない様子。一方でリムルについては評価しており、魔王のお披露目にお忍びで来た際には、芸術や科学分野の研究をとても気に入っていた。
魔王としてはロイ・ヴァレンタインに代替わりしたと思わせ隠れており、会談の場等ではロイのメイドとして振舞っていた。最古の魔王あたりにはバレていたものの内緒にしてくれていたが、ヴェルドラとミリムがぽろりと名を喋ったせいで他の魔王達にもバレた事を期に、魔王へと復帰する。