ジンジャー・カミュ
じんじゃーかみゅ
ライトノベル作品『現実主義勇者の王国再建記』の登場人物である。
プロフィール
フルネーム | ジンジャー・カミュ |
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生年月日 | 大陸暦1529年 |
概要
王都パルナムに店を構えている奴隷商。気弱で優しい性格の少年だが、人を見抜く目には自信を持っている。
彼の奴隷の大半はお金がないから食いっぱぐれない為、あるいはお金が必要なので身売りして奴隷になった財産奴隷がいる。
元々祖父が奴隷商をやっていて、奴隷に対しては着るもの、食べるものもちゃんと与え、虐待もせず、介抱したり、変な客に売ることもしない真っ当な奴隷商だった。しかし、孫のジンジャーには死ぬまで仕事のことは教えていなかった為、ジンジャーが奴隷商を知ったのは亡くなった祖父の遺産整理時である。
活躍・経歴
奴隷商時代(大陸暦1546年、17歳)
- 文庫4巻第3章 風変わりな奴隷商
奴隷全員を他の奴隷商を売って新しい商売を始めようと考えたが、所有していた奴隷全員が売れるまで奴隷商をやることになった。
奴隷に対しては虐待せず、十分な食糧、新しい衣服を与えるだけでなく、筆記と計算を教えて、奴隷の付加価値を与えた。ソーマの計らいで貴族・騎士への評価方針が戦での手柄から領地の統治能力に変わったことで、読み書きと計算のできる奴隷を欲する貴族・騎士に奴隷を売った。
サンドリアとは、奴隷・所有者の関係だったが、お互い惹かれて結婚する。
残りの奴隷がサンドリアだけになった時、ソーマと出会い、職業訓練所の初代所長となる。
- 文庫5巻 幕間話2