高井雄平
たかいゆうへい
神奈川県出身のプロ野球選手。登録名は「雄平」。
経歴
宮城県仙台市の東北高等学校時代に最速150km/h台を投げる投手として注目を集め、2002年オフのドラフト会議にてヤクルトに指名され入団。新人1年目から27試合登板・14試合先発を果たし、5勝を挙げている。
2008年以降制球難に悩まされるようになり、元々打撃センスがあった事から2009年のオフに野手に転向。2012年から1軍の試合に出場するようになり、2014年に23本塁打を記録。この年は打率.316・90打点をマークし、外野手としてベストナインに輝いた。また2015年10月2日の阪神タイガース戦では、14年ぶりのリーグ優勝を決定付けるサヨナラタイムリーを放っている。
2021年、1軍出場が無いまま9月に同シーズン限りの現役引退を発表。投手としては通算144試合に登板・野手としては通算770試合に出場、打者転向でも大成できた稀な事例となった。